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2011年12月8日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2011年12月8日

公開日:2012年02月29日(水)

このノートを読んでいたら、こみ上げてくるものがあり「うん、うん、お産はドラマ、みんないつも違って感動だなあ」と。
退院前夜、小っちゃなわが子と味わっていられる今回のお産は、嬉しい限りだなあと思いながら、おっぱいくわえさせながら書いています。

前回、初めての出産では、もともと生理もろくにこない自分が、帝王切開、ミルクで育ち、自然なお産にあこがれ、実家近くの助産所を選びましたが、母のくるしいお産話を聞きながら予定日には姉がもうすぐ1歳のめいっこを残し、第2子のつわりに苦しんで入院中。
みるみる23週過ぎ、「幸せなお産って何?私はやっぱりおかしいわ」と、泣く泣く入院「そろそろきてますよ」と言われながら6日、17日遅れで丸1日付き合ってくれた夫の立ち合いのもと、元気に長女が産まれ結果、良かった良かったでしたが…。

今回の妊娠が分かって、改めて最後にうおうさおう、てんぱってつらかったのを思い出し、ずっと助産師さんと一緒に出産をのりこえさせてもらえるところで産みたいと思いました。
春に引っ越しをひかえ、娘のことやいろいろで、子育て仲間も「いいよー」となつかしいで、自宅から通える助産院で、武田先生に会ってみて、このさばさば感。ぽっつり静かな立地。たまたま母の育ったところが近くて、私の泣き虫なよなよを乗り越えるには、今回はここだと決めました。
心穏やかとはいえなかった妊娠中、逆子もくりかえして、泣きも入りましたが、いつも話を聞いていただき、あっという間に臨月を迎えました。
何だか今回も余裕で予定日を過ぎると、前回のトラウマと戦いながら、安産鍼灸に通いました。予定日過ぎの2日目、朝から時々お腹がやっとはってきた。よしよしとその日も4回目の鍼灸へ。

次の日、洗たくして、味噌汁をつくっても何だか痛い。天気悪いし、子宮口開いているか診てもらった方がいいかもと、10時まで寝ていた娘を起こし、10時半「結構痛いけど、また微弱陣痛か診てください」と菅谷先生に電話。なんか「このままおかしくなったらやばい」と泣きがはいって、さらに痛くなりつつタクシーに乗って着いたころには、ふーふー。
玄関で「もう産まれるね。上にあがって」と、夢に見た助産院の出産が、突然菅谷先生と始まりました。「ママ大丈夫だよ」といっていた娘はうろうろう。
智子先生は出かけており、大先生は娘をほめながら水をもって飲ませてくれたり、汗を拭いてくれたり。菅谷先生は腰をさすって呼吸を教えてくれ、点滴をしてくれた?先生の腕をつかみ、むすめの腕までつかんでの取り乱し。
先生たちの言うとおり、この痛みを早くのりこえたいと思っていたところ、「あと、3、4回できっと出てくるよ」のお声が、智子先生が帰ってきて、それまでもたくさん助けていただいていたけれど、「先生助けてー」と言ったら「おう、助けるよ~」と言ってくれ、何だか助かった気に…。それからすぐに産まれてきました。
お姉ちゃんの時を思い出しながら、幸せに過ごし、くたっとしていると、息しているか?と不安になる。ビビりな私ですが、ここで力強い始まりをバネに、楽しんで過ごしていきたいと思います。