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2013年7月18日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2013年7月18日

公開日:2014年09月03日(水)

初めての妊娠。母が助産院で出産したことから、私も助産院で出産したいと考えていました。母の妹の友達の紹介でYMCを知りました。
早速電話してみると、親戚のおばちゃんのような話し方で、親しげに話してくれる智子先生。ここで産みたい!と思いました。

吐くようなつわりはなく、新婚旅行のグアムにも行けた妊娠初期。が、6か月、頻繁にお腹が張るなーと診てもらうと、切迫早産という診断。張り止めを飲みながらの安静生活が始まりました。産休も早めに入ることになり、家で寝たきりの生活。
自分の体は元気なのに仕事にも行けない、出かけることも家事も完ペキにこなせない、涙する日々も続きました。でも振り返ると、仕事ですれ違いが続いた夫婦の時間を、赤ちゃんがプレゼントしてくれたのかなーと思います。

37週に入りいつ産まれても大丈夫! という時期をなんとかむかえることができましたが、38週の内診で子宮口が全然開いてなくて「予定日から1週間くらい遅れるかもねー」とのこと。おおきさは3000グラムくらいと十分なのにー!
暑いので旦那とショッピングモールを歩き回り、車は上の階に停め、階段を昇り降り! するとその夜5分間隔でのお腹の張り…! YMCに連絡してみると「帰らせちゃうかもしれないけど来てみてー」とのことで来院。内診してもらうと子宮口3センチ開いてる!

様子見で入院するも痛みが遠のいてしまい帰ることに…。やっと会えるんだとワクワクしていたので残念…。
翌日から散歩に出かけたり、踏み台昇降をしてみたりするもなかなか陣痛は来ず…。

7月17日(予定日)21:00頃から、なんとなくお腹が痛み出し、夜勤の旦那を見送り、2時間くらい経つと5分間隔くらいで張と痛み! YMCに連絡すると「来てみて」と言われ旦那に連絡。
「え!陣痛きた?」と嬉しそうな声。
内診してみると子宮口3センチ。あれ、変わってない。また違うのかなーと思いながらも様子をみることに。陣痛につながってくれーと祈っていると、痛みが増してきました。
助産師学校の実習生、菅谷さん、智子先生、旦那と交替で腰をさすってもらいながら、痛みに耐える。まだ笑うこともできた陣痛の中、内診してみると9センチ! もう! と思いきやここからが長かった気がします。
いつの間にか痛みが増していて、寝ていたほうが楽なのか座ったほうが楽なのか…。陣痛の間に睡魔もおそってきて、合間に夢をみたり。

分娩室に移動し、実習生、菅谷さん、智子先生、旦那がうちわであおいでくれたり、腰をさすってくれたり、飲み物をくれたり、とにかく私の周りにはたくさんの人がいました。子宮口も全開となり痛みとたたかっていると、智子先生が「スイカを食べるー?」と明るい声で。「えっ? スイカ? 今? この状況で?」と思いましたが「食べた方がすすむよー」と言われたので、旦那に食べさせてもらうと、おいしい! まさかのスイカを食べながらの出産でした。YMCでなければきっと経験できなかっただろうなぁ。

「さあいきもう!」と、智子先生のかけ声とともにいきむ! この声のおかげでとてもいきみやすかったです。もう出るよーっ! うーん! つるん! 長女誕生! やっと会えたね。感動でした。15時間、初産では標準らしいけど長かったぁ。

誕生して3日目。おっぱいをごくんごくんと一生懸命飲んでくれる顔が、かわいくてしょーがないです。旦那はあと3人欲しいようなので、2人目、3人目、4人目もYMCでお世話になりたいと思います。