メニュー

2015年6月21日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2015年6月21日

公開日:2016年01月27日(水)

妊娠7ヶ月で武田助産院へ転院してきました。娘に立ち会ってもらいたいと考えており、自宅からも歩いてこられる距離で、知人に聞いた時にこれは運命だと思いました。

予定日は6月26日(金)でしたが、17日(水)22時頃より前駆陣痛が1時間おきとなり、翌18日(木)朝4時頃より10~20分おき、5時におしるしの出血、6時には10分間隔となりました。
7時すぎ、先生へ電話し8時に診察に来ましたが、子宮口は1センチ程しか開いておらず、一旦自宅へ。実家より母、祖母2人が駆けつけてくれましたが、そのせいか陣痛の間隔が10~20分と伸びてしまいました。22時すぎ頃より再び10分おきとなりましたが、子宮口も開いていないので、5分おきになったら先生へ連絡することとなっていました。
その後も6~10分おきで、結局6月21日(日)まで陣痛に耐える日々を過ごしました。21日(日)6~10分おきになっていましたが、やはり子宮口も1指半とのことで、みらいへ行くことになりました。
みらいでは、診察した先生から無痛(麻酔下)での出産を体力の消耗を理由に選択され、どんどん処置も進みました。3日間付き合ってきた陣痛でしたが、硬膜外麻酔を行うと全く痛みがなくなり、逆にとても悲しくなりました。お母さんになるために誰もが乗り越える痛みから逃げたように感じたからです。でも、ずっとほとんど寝ていなかったせいか、促進剤でどんどん間隔が縮む陣痛の中、ウトウト寝ていました。
いよいよ子宮口も9センチなり、分娩室へ移動。だんだん恥骨部に痛みが…、また陣痛も復活し、麻酔薬が切れてきたところでした。娘と主人が来てくれて、一緒に呼吸法をしてくれました。子宮口10センチになり、いきみはじめ、痛みを感じてよかった! と思う反面、もう無理、耐えられない! という気持ちで何とか出産できました。

次の日、武田先生のところへ帰って来ました。「おかえり。がんばったね!」と言ってもらった時、とてもお母さん失格の気持ちでいましたが安心しました。
産後、何日かですが赤ちゃんと自分の思うようにならない身体を、自分のペースでゆっくりゆっくり休めることができるのは、やっぱりここで良かったのだと思います。たくさん何か言われることもなく、自分の疑問や心配事に気付いてもらい、この助産院の中にいると、とても守られている感じがします。
食事も本当に幸せでした。いつも少し食べ過ぎる気がします(笑)

ここで出産できず、とても残念に思います。でも7か月からという短い期間でしたが、精神的にも身体的にも、とても支えになっていたと思います。体重もはっきりとしかっていただき、管理ができるようになったのも、先生のおかげです。これ以上太っていたら、と考えるとゾッとします。もっと早くここに来られていたら…と思います。
武田先生をはじめ、色々教えて下さった助産師の皆様、おかげ様で母子ともに健康で退院することができます。