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2015年5月16日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2015年5月16日

公開日:2016年01月27日(水)

明日、退院という今。赤ちゃんがお腹にいる時から、出産、産まれてからの一日一日を思い返し、胸がいっぱいになります。

一人目の出産の時は、とても良い産院だったのですが、健診に行っても質問する間もなく終わってしまい、いろいろな思いを抱えたまま帰らなければならなかったことや、分娩台の上で辛い陣痛を長時間耐え、孤独だったトラウマがあり、本当に自分がしたいお産とは何か考えるようになりました。
次はできる限り自然な出産(上の子の時にいきむタイミングがわからず吸引することになったのも辛かった)、畳の上で産みたいと思い、助産院を探していました。近くにも1軒あったのですが、私の母の直感とこちらに見学に来た時に畳の部屋に入ったら「ここで、この部屋で産みたい」と強く思い、武田先生にお世話になることに決めました。
その最初のピンッと来たものは、やはり運命でした!
今回、母や主人、息子と健診に来るのが楽しみで、体重のことや冷え、食事のこと等、こんなに指導してくださるのか! と時に厳しい先生の言葉にも感動していました。(以前、市の保健師さんとお話した時に「武田先生にお任せすれば大丈夫! って思える方よ」とまだ先生にお会いする前に言われていたことを思い出しました。本当にその通りでした。)

お腹にいた時に、逆子がなかなか治らず、それをきっかけに体を温めること、ストレスを溜めない、大好きなアイスは食べない…自分の体をもっと大事にしよう。
思ったことは、抱えこまず、主人や周りの人に言おう。生活を見直すことが出来ました。
胎児が「僕のことも、お母さんのことも、もっと大事にして!」とお腹の中で教えてくれたんだと思います。本当に天使です。

予定日が5月9日で、二人目なので早く産まれると思い、ゴールデンウィークは「このあと陣痛が来るかもしれないから、ガッツリ食べよう」が何日も何日も重なり、いっきに体重が増え、先生に「ありえな~い」と言われてしまいました。今日か明日かと歩いたり階段登ったり、その場足踏みしたりしていましたが、41週を迎えてしまいました。
自衛隊員の主人は、17日の午前2時に長野に出発(トラックの運転任務も)しなければならなく、それまでに抱かせてあけよう! 下剤で16時頃、便意より先に滝のように流れ出てしまい、トイレに間に合わず。お腹の張りが10分~15分間隔で来るようになり、5分になり…先生に電話、18時に行くことに。
着いてもなかなか強い痛みにならず、ドライブへ(上の子の時にいったん帰された車の中で陣痛が来た)車の揺れに刺激され、20分後に便意なのか陣痛なのかとにかくガソリンスタンドのトイレに駆け込む。「間に合ったー」と思っていると「来たー!」というような痛みがやってくる。2~3分間隔でこれぞ陣痛という痛み。運転する主人も焦りつつも安全運転で、YMCに到着。

母が先に待っていてくれ、上の子を見てくれ安心してお産体勢へ! ドライブの効果で子宮口9センチ! 念願の畳の部屋で腰をさすっていただき、主人の手を握り締め、21時43分に誕生! 最後の出てくる瞬間が何とも言えない気持ちよい感覚で、自然なお産でしか味わえないと思いました。主人も我が子を抱いてから安心して演習に行けました。
入院中、母乳のこと、子宮収縮の痛み等、相談すると武田先生の力強い言葉に何度も安心しました。退院の前夜、先生に玄米の炊き方を教えていただき、お話しているうちに急に胸がいっぱいになって泣けてしまい、急いで部屋に戻りました。先生のドンと来い! というような雰囲気に安心し、甘えていたように思います。子どもみたいですが、明日退院か…と思うと寂しくなってしまいました。でも、母として逞しく生きていきます!