2016年2月1日
私自身は年齢のことはまったく気にしていなかったのですが、同世代妊婦さんたちの話を聞くと不安になりそうなことが実はいっぱいあるのだ！ という事を知りました。 肉体的なつわりは最初からなかったものの、精神的、特に対人関係での好き嫌いがハッキリと出ました。こういうこともあるんだなと思いました。出産するならＹＭＣしかないと思っていたので、他院の事はほとんど知りません。なので、子どもを産む所は、こういうものだと思ってました。と・こ・ろ・が…妊娠が分かった時に行った病院で、（他県に住んでいるので近くの病院に最初は通っていたのです）なんとも機械的で何とも無味な対応、失礼なスタッフ、冷たい言葉が普通にまかり通っていて、妊婦さんたちも普通に集まって来ているのです。 そこで初めてＹＭＣの素晴らしさを実感することになりました。健診で通うのは３時間半くらいかかります。電車とバスで途中ラッシュをすり抜けて来なくてはなりませんでした。しかし、通い始めてから、お産に対してもっともっと前向きに、積極的に考えていくことができました。 里帰りしてからは、ピラティスにも通わせて頂き、経産婦さんたちと楽しく過ごせ、出産のイメージもしやすくなったように感じます。改めて人間の体ってスゴイなと思いました。
ギリギリまで陣痛の計り方がよくわからず、「なんか痛い…」と思いながらも出産前日まで、お散歩（朝、昼）、ヨガ、階段昇り降り、お灸をしてました。予定日１週間遅れの検診予約時間に合わせたかのように、５分間隔の陣痛が増えＹＭＣへ。 希望していた畳のお部屋もこの日、退院の方がおられて無事夕方５時４０分に出産することができました。 自分自身では出産がどう進んでいるのか、こんなに痛いけど大丈夫なのか等々、いろいろ考えてしまいましたが、常に側で状況を説明しながら声掛けをしてくださる武田先生、助産師の方に励まして頂きました。変化してゆく痛みに対しても、私よりこの痛みを感じていらっしゃるのではないかと思ってしまうくらい適切なマッサージをして下さり、本当に助かりました。 「頭が見えてきましたよ！」という待ちに待った言葉！ 自然に沸き起こる息みと先生の声掛けに、まさに全力で安心しきって母子共にお任せすることができました！ 主人は仕事柄、立ち会いは考えていませんでした。もしできたら軌跡だね！ なんて言っているくらいだったのですが、まさに生まれる１時間前、助産師さんからの言葉にビックリ！ 「ご主人が見えましたよ！」「…エッ！（聞いてないよー）」すごすぎる！ まさに夢のような立ち会い出産となりました。子どもが無事に生まれ、主人と静かに３人で過ごす１晩は言葉では表せないくらい心にしみじみと刻まれた時となりました。娘の一生の幸せがこの日から始まったんだと思える貴重な体験でした。 生まれた子とずっと一緒に過ごせるＹＭＣ。当たり前のようでいて、特別な場所なんですね。ＹＭＣにお世話になり、本当に良かったと、心から思います。これからの子育て、親としての行き方在り方、これからいろいろ学ばせて頂きます。感謝を込めて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました！ また、毎食本当に美味しく、愛情いっぱいの献立にとても感動しました。家族の命を支える食事作りのヒントを頂けたようです。体が内側から元気に喜んで応えてくれているのを感じられるお食事でした！ 本当にごちそうさまでした！（ＨＰでの毎食のご紹介を是非！）
妊娠前は「子どもは３人くらい欲しいな～」と軽く考えていましたが、今回“安産”であったと伺ったにも関わらず、産んだ日と翌日には「２人目はムリかも…」と恐れおののいてしまいました。しかし、３日目、４日目と過ぎていくうちに、「上の子がいる時の運動時間はどう確保したらいいだろうか。」とか「親も年をとってきているし、里帰り出産の時は上の子を預けられるだろうか。」など、２人目計画に切り替わっている自分がいました。 確かに“痛み”に対して怖いと感じない人はいないと思いますが、おっぱいをあげてて「乳首がもげそうなほど痛い！」とか「子宮が収縮するからシクシク下腹が痛い！」とか、常に体からのメッセージが重要な時ほど痛いんだなという体験をしてみて、やっぱり体ってスゴイナ～と思いました。 痛みは、陣痛が始まったら勝手に思い出すでしょうし、“産む”以外の選択がなくなるので、１０か月のうちの最後の最後だけ追い込んでなんとか乗り切れば、こんなに可愛い赤ちゃんに会えるんだと思えるようになりました。ＹＭＣでの出産を決めたからこそ今日を迎えられたのだと思います！ 赤ちゃんと私をずっと支えてくださったＹＭＣ、そして家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
（夫）妻が無事出産できて、本当にうれしく、感謝の気持ちで一杯です。娘もとても元気に生まれてきて、私も妻も安心しました。ここの静かな環境も私たちにとって最良の場所だったと思います。この場所を借りて、武田先生や助産師さんの方に深くお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
