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私の出産記 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2021年1月9日

公開日:2022年06月14日(火)

 2020年4月に東京より八千代市に転居してきました。もともと千葉出身で八千代市には姉家族が住んでいるのでなじみのある土地ではありましたが、知り合いが多いわけではなかったので引越しとともにすぐ非常事態宣言があり少し戸惑いました。

 そして、妊娠も発覚し、少しびっくりしましたが近くに助産院があった気がする…、と最初からこちらでの出産を希望していました。第1子も都内の助産院で出産したので、2人目も絶対助産院がよいと思っていました。改めて調べると車で10分とのことでありがたかったです。 健診も産婦人科に1度途中で行けばよかったのでありがたかったです。(前の助産院にはエコーがなかったので3~4回遠い産婦人科に通わなければならず、待ち時間も長く、料金も高く大変でした…)


 今回の出産は悪阻もほとんどなく順調でしたが、32週で2回目の逆子発覚。山下さんのお灸教室やケア、自宅でのせんねん灸、ホッカイロをお肌や足裏に貼ったり、Youtubeでいろんな体操にトライしたり、お風呂でお腹の子に話しかけ手でマッサージしたり、あらゆる事を試した結果35週6日でエコーの結果「戻ってる!」と山下さんが「泣きそう!」と喜んで下さり、私も嬉しかったです! 

 ベビーがある程度大きくなってから戻ったので、戻るのがわかるかなと思っていたのですが、元々胎動が多かったので、いつ戻ったのかはわからずでした。なので、またまた逆子になってしまう不安もありましたが、早速みらいさんでの帝王切開予定(1/6)はキャンセルし、体の保温に心掛けました。ホッカイロ、お灸(三陰交、至院)レッグウォーマー)第1子が38週5日で産まれていたので、ちょうどお正月にぶつかるかなと思っていましたが、お正月のおせち料理が大好きでゆっくり家族で食べたいと思い、お正月が過ぎたら産まれてきてねと声かけしていました。

 1月9日3時すぎトイレで起きた後、弱い生理痛の様なものがありしばらく横になり様子をみていました。痛みは不定期に繰り返し、でも陣痛はもっと痛いかな、夜中だし様子見ていいかなと迷いながら一応いつでも行けるように準備をし、家事をしたりして6時に夫と娘を起こしました。夫は毎晩お酒を飲むので夜に陣痛が来たら送ってもらえないなと思って「役立たず…」と思っていましたが、酒が抜けた頃に痛みが強くなり、間隔を計るとムラはあるけど12~13分位に。でも痛みはまだ少ししゃがみ込む位の感じで、陣痛なのか不安のまま武田助産院に電話。7時に来てと言われ、急いで残り物のお雑煮を食べ、娘を着替えさせ、夫の運転で向かいました。新川を渡る橋からの景色が朝焼けと水面の湯気でとても美しかったです。


 到着してすぐ内診しましたが、子宮口がかなり後ろにあり、1センチ開いているとの事でした。一番端の和室で3人でしばらく過ごしましたが、なかなか陣痛は進まず夫もお腹が空いたとの事で娘と道の駅へ行ってもらい、その間もあまり変化はなく長引きそうだったので、夫と娘には一旦帰宅してもらいました。

 一人で過ごした方が進むし、楽かなと思ったのもありました。昼はしっかり先生のおいしいミートソースパスタを頂き、その後藤澤さんに足湯を準備して頂き、ポカポカに。痛みはそこまで強くならず、眠たくなってしまいましたが、早く産みたいと思い階段昇降をトライ。

 これでどんどん陣痛が進み、藤澤さんに腰をさすってもらいながら10往復位したかな? 疲れてまた眠くなり部屋に戻り、その後さらに進み夫を呼び(16:30)四つん這いで痛みに耐え(大きなクッションを抱えるポーズ)そのまま赤ちゃんがどんどん降りていきみたくなり、そのまま「ハーフー」と言いながら「痛~いア゛ー」と叫びながら、夫と娘も立ち合い、娘は私の声に合わせていきんだり、頑張れ! と言ったりして応援してくれ、17:09に無事産み落としました(この表現が適切でした)

 馬の出産の様に頭、肩、足がつるん! と出る感覚でした。前回は仰向けで出産で足が踏ん張れない感じがあり、今回は四つんばいで力が入れやすかった気がします。手で何を握ればいいかわからず、ひたすらクッションを握りしめました。赤ちゃんが出てきてすぐ外を見るととてもきれいな夕焼けが見えました。

 希望していた訳ではなかったですが、この角部屋でよかったな~と思いました。里山風景に癒されました。娘もとても貴重な体験ができ、妹の誕生を喜んでくれて嬉しかったです。立ち会う時間もそこまで長くならず、よいタイミングで出てきてくれてよかったです。出産時の武田先生の声かけ「上手だよー」藤澤さんの「もう頭見えてるよー」で頑張れました。

 入院中も毎回美味しい食事が楽しみでした。入院中、山下さんにも赤ちゃんを見せられて嬉しかったです。

 

 今月は予定日の方が多いと聞いたので、入院中にどなたか産まれるかな~と思っていたら、次の新生児が産まれる様子(音のみですが)も体験(?)出来て、改めて女性はすごい! と思いました。身近に他の妊婦さんの出産を感じられるのも助産院ならではだと思いました。私が出産した時も壁一枚隔てた隣に2日前に出産されたママさんが入院中で、立ち合ったみたいに手に汗握って応援して下さっていたそうです。そんな風に仲間が応援して下さるのも本当に心強いなと思いました。
 明日で退院と思うとさみしいですがここでの時間を忘れず、また育児を頑張りたいと思います。ついまとまりのない文章になってしまいましたが、長文を呼んで下さりありがとうございました。皆さんの出産記、とても貴重でとても勉強になりました。出産前にこのノート読みたかったです。


 新型コロナ感染症の影響で、助産院を選ばれた方が増えた事は知らなかったのですが、出産場所の選択として病院しか知らない方も多いので、助産院出産の素晴らしさをもっと沢山の妊婦さんに知って欲しいなと思いました。その点、コロナで出産について見つめ直すきっかけになったのだとしたら、良いきっかけだと思いました。
 武田先生をはじめ、助産師さんの仕事は本当に大変ですが、とてもやりがいのあるすばらしい仕事だなぁと改めて尊敬しました。

 

 

2021年1月7日

公開日:2022年03月18日(金)

 3人目の出産で、始めての助産院です。妊娠発覚は次女が8カ月の頃でまだ授乳しており、妊娠しているとは思わず、悪阻で気がつきました。緊急事態宣言が出たころで、既に長女を保育園に預けられなくなって、日々悪化していく悪阻と外出できない状態での2人育児で精神的に追い込まれ、3人目の妊娠を喜ぶよりも不安が多かったのを覚えています。

 3回とも吐き悪阻だったのですが、今回が1番つらかったです。3歳の遊び相手をしながら吐く、離乳食を与えながら吐く…結果、短期間で4.5㎏体重が減りました。
 妊娠発覚時は上の子と同じ病院に行きました。しかし、コロナ禍の病院の雰囲気や立ち会いができない事、悪阻がひどくても長い待ち時間、最低限の説明、忙しそうで冷たくも感じる対応。

 何よりも自分が追い込まれた精神状態で不安が増すばかりで安心できない。今回はもっと安心できるところで産みたいと強く思いました。旦那も立ち会いたいという希望も強かった。

 そして、たどりついたのが武田助産院でした。見学の予約の時の電話対応(たぶん藤澤さんかと思います)で、既に安心感をいただき、見学前からここにしよう!と決めました。笑転院して初めての健診で、些細な事でも聞いてくれる、向き合ってもらえると感じました。


 悪阻がおさまってからも、次女の日々の抱っこオンブの生活をしていた時、便秘の時のような痛みがあり、不安で受診しました。先生の内診で便ではないと思うから念のためにみらいウィメンズクリニックへ…。

 すると頚管が短く、あと1ミリでも短くなったら入院という診断。このままでは助産院で産めなくなってしまう状況になってしまい、20週からの長い安静期間。いろいろなサポートを利用し何とか乗り越え、32週を機に助産院に戻ってこれた時はホッとしました。

 長女、次女ともに予定日よりも早い出産だったので、年末年始も覚悟していたのですが、「まだ出てこないでね」とお腹に語りかけつつ…年を越すことができました。


1月6日の21時半、ガスが溜まっている感覚に近い変な痛みがあり、ガスが抜けたらいいなと四つん這いのポーズになった途端に破水。その後、助産院へ移動しました。長女を立ち会わせたかったのですが、寝ていたので断念しました。破水して陣痛がなかったので心配しましたが、22時半からやや弱いものの陣痛があり…、
5~10分の間隔が続きました。朝までには産みたい! の想いで、少し歩いたら一気に本格的な陣痛へ。旦那の手を必死に握りつつ、腰を先生にさすっていただき、ひたすら呼吸に集中していました。分娩室に移動してからも、「陣痛がきます」と伝えると菅谷さんが腰をさすってくれ、旦那は握られる手の痛みに耐え、武田先生が「フーだよ、上手だよ~」と声をかけてくださるという絶対的安心感の中で、順調に分娩が進んでいきました。

 いざ、赤ちゃんが降りてきた時、いきみのがしの呼吸法しか頭になくてどうしようと思ったら先生が「呼吸も体勢も(横向き)このままでいいよ」と言ってくださり本当に安心しました。

 そして、自然といきみたくなってきて呼吸法は変わらずだったのに3回ほどのいきみで出産に至りました!「上手よ~」と先生と菅谷さんに言われて嬉しかったのを覚えています。必死だったのですが、病院と違って本当に自然な流れで出産を体験することができ嬉しかったです。また、へその緒の鼓動を感じたり、切ってから断面を観察したり、胎盤の説明を聞いて感動しました。陣痛から出産まで4時間半と安産でした。

 

 産んだ直後からの授乳。上2人の病院は2日間母子別室で、おっぱいの張りが泣くほど辛く、退院してから授乳のリズムができるまで痛い思いをたくさんしたのですが、初日からたくさん吸ってもらったおかげで(その分、後陣痛がつらいけど)スムーズに開通することができました。

 藤澤さんの授乳指導であげやすくなり、3日目のカチカチおっぱいを山下さんのマッサージで楽にしていただきました。初日の夜は少し大変だったけど、常に赤ちゃんを隣で感じ、2人だけの時間をたっぷりとれて幸せいっぱいの入院生活でした。食事が本当に美味しくて毎食楽しみでした! 退院してからも、こういったメニューを目標にしたいです。

 どのスタッフの方々も「何かあったら声をかけてね」と目を配り、愛を感じます。今回が最後の出産になると思いますが、本当に武田助産院で産んで良かったです。たくさんパワーをいただきました。三姉妹の育児がんばっていきたいと思います。


2021年1月2日

公開日:2022年03月18日(金)

 3人目にして念願の助産院での出産ができました。そして初めての立ち合い出産で家族とともに自然なお産をさせていただけたことは、私にとっても家族にとっても貴重な経験となりました。武田助産院で出産できて本当に良かったです。
 妊娠期間中に家族も含めてバースプランをしっかり聞いてくれる機会があったことで、当日は自分たちのやりたいお産をさせてもらえました。丁寧にお話を聞いてくれてどんなお産がいいのか一緒に考えて、引き出して下さりありがとうございました。そして、結果立ち合って感動していました。このコロナ禍の中でも立ち合い出産をしてみたいという願いも叶えていただき、ありがとうございました。


<出産> 1人目、2人目とも38週5日での出産だったため、3人目もきっと早いんじゃないかなぁと先生方と話していました。私もきっと早いだろうと37週からはソワソワドキドキしていましたが…、37週、38週、39週と過ぎても前兆が無い。が、予定日の翌日、1月2日の朝にようやく待ちに待った陣痛が来てくれました! 電話をして助産院に夫と子どもたちと向かいました。

 10時半頃到着して内診してもらいお部屋で夫と子どもたち、助産師さんと一緒に陣痛を乗り越えつつ、昼食も頂きました。

 13時半頃、陣痛の痛みが変わってきて分娩室へ。四つん這いになり、いきむと赤ちゃんがどんどん下がってくるのが分かる。3人目のお産は冷静になるべく静かなお産にしようと思っていたけど、助産師さんに痛い時には痛いって言ったって叫んだっていいんだよ。と言って頂き、今回も結局たくさん叫ぶお産となりました。笑

 そこから何回かいきむと破水し、頭が出て来たのが分かり、身体も無事に出てきてくれました。泣き声を聞いて、胸に赤ちゃんを抱っこできた時は、感謝の気持ちとホッとした気持ちでいっぱいでした。出産時の出血がほとんど無かったとの事で、妊娠中に身体を温める事や自己管理の大切さを実感しました。

 

<入院時の暖かいサポート> 初日の授乳で乳首に血豆ができてしまいました。それからは智子先生と助産師さんが授乳の度に指導してくれました。丁寧にみてくれて励まして頂いたおかげで痛みも少なくなり授乳もうまくいくようになりました。

 あまりの痛さに授乳する事に心折れそうでしたが、温かいサポートのおかげでまた授乳する気持ちになれました。夜、赤ちゃんが寝なくて泣きやまない時には、智子先生がサポートしてくれたり、寝る前に気にかけていただき心強かったです。
 健診から出産・入院中までの長い間の温かいサポートありがとうございました!