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2015年7月28日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2015年7月28日

公開日:2016年02月18日(木)

長女の時は里帰り出産でした。肝っ玉母さん的な良い先生でしたが、説明が不充分だったり、分娩室での出来事、1ヶ月健診で少し嫌な思いをしました。
長男の時は、自宅近くの病院でしたが、待ち時間がとても長く診察はあっという間。私に合う病院はどこなんだろうと、ずっと思っていました。

で、今回3人目。絶対これで最後だし、春には引っ越す事が分かっていたので、ネットの口コミ、友人の口コミ、私の直感で決めてしまい、長男の時の病院に紹介状を書いてもらいました。
長女、長男の入学入園もあったので、見学もせずにこちらに通う事を決めましたが、最初の健診の時、先生のご対応から、現在入院中まで…こちらにお願いして本当に良かったと思っています。
貧血気味だったので食事の事、むくみがひどかったのでその対処法、腰の痛み等々ちゃんとご相談出来ました。今までの病院だとこういった対応は無理なのかと思います。
さて、「スリープ状態とは言え、溶連菌があるから出産前に点滴を打たないと」と言われていました。(先生、合ってますか? 私、こういう事って頓着しないですぐ忘れてしまうので)ですが、長男の時のスピード出産を思うと(病院に着いて30分で出産)かなりハードだと思っていました。
最悪な状態も考えながら、その日を待ちました。

出産当日は、健診で。主人も最後の夏休みだったので家族で来ました。上の子2人も主人が休みの日に生まれたのに、うまくいかないなぁ~と話していたら「だいぶ子宮口が開いてきているので、早くて今晩来るかもしなれない。階段の昇り降りとかして、早めてみるのも手だよ」と言われ、みちの駅周辺を歩いてみたり、図書館に行ったりしてから帰宅しました。
でも、歩くとすぐお腹がはるのでかなり辛かったです。昼食後、いつものお腹のはりに腰の痛みも追加…ん? 陣痛? 時間を計ってみると20分間隔。「15分間隔になったら来てね」と言われていましたが電話をし、点滴の事もあり、すぐ行く事になりました。
まだ私の方もかなり余裕があり、分娩室で点滴中も陣痛は来ていましたが、15分になったり20分になったり…普通に子どもたちや先生と会話していました。

その後、部屋でパジャマに着替えて待つ事数分…、カーペットの上ですわっていられなくなり、ベッドに移動して楽な大勢を探しているうちに耐えられない痛さに! 急いで主人が大谷先生を呼んでくれました。昔、1人目の時に主人も腰をさすってくれましたが「触らないで!」と私に言われたのを覚えていたようで(笑)大谷先生にさすって頂いているうちに、肛門を押し出るような痛みに変わり、あわてて分娩室に連れて行かれました。
主人が長女(一緒にいた)を呼びましたが、もう赤ちゃんが頭を出しているところと、血を見てびっくりして逃げ、長男は一部始終を目を皿の様にして見ていたと後で聞きました。
出産後分娩室にいる間、長男は何度も赤ちゃんを見に来てくれたのに長女は一回だけ…、反応の違いが面白かったです。長女の優しさに気付きました。
分娩室に着いてからは、あっという間で3人目も無事スピード出産という結果になりましたが、胎盤を初めて見せてもらえたり、へその緒を切らせてもらえたり。他では得難い体験でした。何より、赤ちゃんが「どるん」と自分の体から出ていく感じ…。不思議な感じ。もう一回と思う人の気持ちが分かるような気がします。私ももう一回?

なかなか母乳が軌道に乗らなくて赤ちゃんの体重がかなり落ちてしまい、やむなくミルクを足す事になったのが、残念ですが…。私の体重は確実に増えたような(笑)
いつの間にか今日退院で急いでこのノートを書きあげなくてはと思うのですが、何だが寂しくて。1人目からYMCで産みたかったなぁとか、ここでの生活を思い出す時、うぐいす、ひぐらし、あとおいしかったお料理は欠かせないなぁとか、とりとめもない事を考え始める始末です。