妊娠・出産について
いきみ
いきみ
胎児が下降し、肛門部付近に圧迫感がくると、「いきみ」が自然に出てくるものです。
この「いきみ」は、むやみに使ってはいけません。子宮口が完全に開いてから助産師の「いきんでもいいです」という声にあわせて方向を正し「いきむ」ことで、無事に出産をすることができます。
痛みから逃れたい、または苦しいからと、「いきんでしまう」と胎児も苦しみ、胎盤から酸素がいかなくなってしまい、胎児の心音が落ちてくることもあり得ます。
(注意)胎児の心音が低下しないために、自然分娩では呼吸法をしっかり学んで効果的な「いきみ方」を学んでいきましょう。