2021年9月13日
本当は1人目のお産から助産院で産みたいと思う気持ちがあったのですが、高齢出産で初産という不安もあり、自信がなかったので前回は別の産婦人科で出産しました。
1人目の時はどうしても母乳で育てたくて出産後、武田助産院さんの母乳外来を受診することにしたのですが、その時に家族のことや自分自身のことなど親身にお話を聞いていただき、とても気持ちの支えになったのを覚えています。そしてそのころも2人目はここで産みたいなぁ~となんとなく思っていました。
前回は病院での出産→母乳指導→実家へ里帰りという流れでお産を経験しましたが、切開の傷が深かったり、母乳指導でもあまり良い思い出がなく、武田助産院さんの大らかな雰囲気に惹かれたことも選んだ理由でした。
健診では赤ちゃんがどんどん大きくなってきていることで切開が必要なんじゃないかと不安も感じましたが、前回3000グラム以上を産んでいるから大丈夫だから自信を持って! と励ましてもらい不安を取り除いてもらって心強かったです。
そして今回こちらでお世話になったことで、いろいろと勉強になりました。
病院の入院生活では分からなかった赤ちゃんの生活リズムについてや母乳育児をストレスに感じない進め方、さらに武田先生や助産師さんの明るい言葉や適切な指導のおかげで、やる気を無くして諦めようと思っていた母乳育児にもう一度、前向きに取り組んでみようという気持ちになり…感謝しかありません。
産後に母子同室である入院生活も始めは夜寝れなくて大変でしたが、慣れてくるにつれて母子共に穏やかに生活できることに心地良さを感じました。
1人目の時は、病院で一緒に寝ることもなく自宅でベッドを分けていたので「こういうスタイルもアリなんだな!」そして赤ちゃんにとってもこのスタイルが一番落ち着くんだなーと実感しました。
とにかく先生やスタッフの皆さんの人柄に助けられた5日間でした。こちらで産むことに決めて本当に良かったです。
お産については、既に子宮口3センチ開いていたにもかかわらず、なかなか赤ちゃんが降りて来ずに心配でしたが、39週の最後の健診であと2、3日だろうということで「いつでもお待ちしています!」という先生の落ち着いた力強い言葉に不思議なパワーを感じて背中を押されたようで、身が引き締まりました。
そしてその通り予定日の次の日に産まれて来ました!
お産前日の夜は、予定日なのに何の兆候もなく不安でしたが、言われた通り散歩に出掛けたり、階段上ったり、そんなことをしていたら夜中から少しずつお腹が張ったり痛みが出てきて念のため先生に連絡。10分間隔くらいになったら来てほしいとのことで、これくらいなら本陣痛まではまだまだだろう! と思って次の日の朝を迎えましたが、『お印』の量がだんだん増えてきて、さっきまで15分間隔だったお腹の痛みがどんどん強くなり、あっという間に破水…・。
急いで先生に連絡したらヤバイから早く来て! とのこと。急いでタクシーを呼び、子どもと2人で到着。(タクシーの中のうなり声にただならぬ雰囲気を感じたのか、子どもは硬直していました…)
先生の肩を借りつつ、階段を上り分娩室へ。出ちゃう! 抑えて~ともがいている私に「ハイハイ」と冷静に対応してくれる先生。極限の痛みに耐えられず、「あと何分くらいですか?」と聞いたら「30分くらいで出てきちゃうよ」と言われ、よし! 頑張ろう! と奮起。
藤澤さんが優しく声掛けして抑えてくれました。「大丈夫だよ~、上手上手~」という言葉にリードされ、安心していきみを繰り返すことができました。
途中赤ちゃんの頭が見えた時に触りたかったけど、早く出したくて触れず…赤ちゃんの肩が出るか出ないかのところでしばらくお股に挟まって痛かったので、出てくる直前には力が上手く抜けなかったけど無事に全身が出てきた時は、ホッとしました…。
そして産まれた瞬間、へその緒が繋がった赤ちゃんが私の胸の上にドスンと置かれた時には衝撃でした! 笑
まだ可愛いと思える余裕はなかったのですが、すぐに産声が上がったので一安心。(1人目の時は、なかなか泣かなかったので、心配だった)
2歳の上の子も私の後を追って泣きながら分娩室に入り、誰に言われたわけでもないのに私が苦しむ姿をしっかりと見ていて状況を理解しようとしていました。今思えば笑えます。
こんなフリースタイルな立会いも病院だったらかなわなかっただろうなーと思うと、息子にとっても私にとっても貴重な経験でした。だだ、お産が早く進みすぎてパパが着く前に産まれてしまい、へその緒を切ってもらう予定に間に合わなかったのが残念。
レバーのような胎盤を見せてもらって「よく頑張った!」って言ってもらえて病院ではできない経験やフォローをたくさんいただきました。
その後の入院生活でも菅谷さんにしっかり母乳指導していただき、苦手意識も薄れてきました。毎日変わるスタッフの方々も必ず何か声をかけて下さって(家族のこと、育児のこと)前向きなアドバイスをしてくださり、気持ちの支えになりました。
そして最後の1日は、何年振りかと思うくらいゆったりとした気持ちでご飯を食べることができて、雲を眺めながらお昼ご飯のオムライスを堪能しました。とても味わい深いオムライスでした。
コロナ禍で出産直前にいろいろな問題も起きましたが、無事に出産を終えることができて幸せな時間を過ごせました。(1人目もこちらで産めたらよかったなぁ)
入院生活で過ごした5日間は私の人生の貴重な想い出になりました。つい頼りたくなってしまうような、武田助産院の雰囲気が好きです。退院して通えなくなるのは寂しいですが、新しい家族を迎えて良い時間を過ごせるよう、ここで教えてもらったこと思い出して頑張ろうと思います。

