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2016年12月25日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2016年12月25日

公開日:2017年06月25日(日)

娘たちと一緒に子育てするのって、次の世代を創ること、今の私に出来る最高の社会貢献かも…なんて。
妊娠を娘たちに告げた夕食での、万歳して満面の笑みを浮かべた長女、手で顔を覆って泣いて喜んだ次女、それぞれの反応が忘れられません。
せっかくのお産、譲れないことは①子どもも立ち会えること②フリースタイル出産③医療介入が少ないことでした。YMCがあって本当に良かった。私はお産難民になるところでした。
予定日は12月30日ですが、娘たち2人とも予定日前の出産。自宅はYMCまでタクシーで30分以上はかかります。学校が冬休みになるのは23日から。主人の仕事は泊まりもあったり、YMCまで2時間以上もかかる所にいることも考えられました。なんとか、みんなのいる時間に陣痛開始してくれないものかなぁ。
12月17、18日の土日か、23~25日に! 産まれておいでと話しかけること半年。
連休最終日のクリスマスの朝5時半に呼び覚ますかのような強い張り。夫はおにぎりと卵焼きをつくり、子どもたちを起こし、まるでピクニックに行くかのように準備がはじまりました。前駆陣痛じゃないと確信してYMCへ電話。車の中でおにぎりを食べつつ、陣痛を深呼吸で逃す。お産が日常ととぎれる事なく繋がっているっていいなぁと思いながら。
「生活する」「生きていく」「食べる」「寝る」「産む」「生まれる」「死ぬ」全部繋がっているんだって感じながら。
無事にYMCに到着すると間隔も短くなっているし、破水もしている様で子宮口8センチ。お産ラッシュでお部屋は空いておらず、3人目にして初の分娩台での出産になりました。
夫、娘たち、友人、武田先生と菅谷さんの5人の手と声かけに支えられ、何て幸せなお産なんだろう。
だんだんと強く波のように押し寄せる陣痛に、声も力も制御出来ない! やっぱり痛い! 苦しい! と思いつつも、自分の体の変化と赤ちゃんが出てくるのをしっかりと感じていました。そして、世の中のお母さんたちってすごいなあと思っていました。大きめの頭がしっかりはまり、抜けて、さらに肩が出る痛みを感じ、我が家のクリスマスプレゼントが誕生しました。
臍の緒は自分が切る! と娘たちに譲らない夫でしたが、少し譲歩し、3人でケーキ入刀のように切断しました。
産後もいたれりつくせり、お部屋、トイレ、シャワー、全てに気配りされ、優しくあたたかく過ごしやすくなっています。
10か月妊娠期を頑張り、お産を乗り越えたお母さんが先生やスタッフの方から愛情をいっぱい受けて、これからはじまるながーい育児のためにエネルギーを充電してくれる場所なんだなぁと心から思います。