2024年10月17日(予定日10月20日)
今回3人目の出産でお世話になりました。長女も次女もドラマなどの出産のシーンがあるとよく一緒に見ていたので、せっかくの経験なら立ち会い出産で家族みんなで赤ちゃんの誕生を迎えたいと思っていたら「いいところあるよ~」とママ友に当院を教えて頂いたのがきっかけです。
見学で武田先生と初めてお会いした際、ママ友から聞いていた通りの明るさと温かさとパワフルさに圧倒されて、ここで産みたいとすぐに思えました。以降の妊婦健診の時も尿検査で水分不足気味だと「水しっかり飲んでる? 足りない、足りない」と言って頂き、貧血問題に直面した時は「赤ちゃんに血全部持っていかれてるね、困ったなー、いつも何食べてる?」と何でもズバズバ言って頂ける感じが、本当に居心地良くて、毎回の健診が楽しかったです。
上2人を出産した産院での健診の時は、自分自身の職業柄もあり、「今このタイミングでこれって聞いていいかな? そんなことも知らないの? って思われるかな…、今これ聞くと迷惑か…、次の健診の時でいいか…」と産院側の気持ちばかり考えて気を遣ってしまい、モヤっとしながらまた次回…、ということがちょこちょこあって…。でも当院は武田先生をはじめ、スタッフの皆様がいつも温かく寄り添って下さる雰囲気なので妊娠期間中、本当にストレスなく無事に出産を迎えることができました。
3回目の出産で、上2人の時もそこまで時間がかかってなかったこともあり、10分間隔で陣痛が来始めたら、まあ2、3時間位で産まれてくるだろう…と思っていた自分が甘すぎて、実際は7時間程の時間がかかってしまいましたが、6年ぶりの出産は体力・気力・根性ともに衰えすぎていて当院での出産じゃなければ乗り越えられていなかったかもしれないです。
なかなかお産が進まず、フーフーと言いながら階段昇降した時も、2階の廊下を歩きまわっている時もトイレに行く時も、どんな時も菅谷さんが近くにいて下さって、温かい手で腰やお尻周りをさすって下さり優しく声をかけ続けて下さって本当に感謝しています。
陣痛中はどんなに私がくじけそうになっても「大丈夫、上手上手。赤ちゃんのベースがあるからゆっくりで大丈夫」と菅谷さんに支えて頂き、「はい吸って、吐いて、上手! もう出てきてるから頑張って!」と武田先生に励まして頂いたおかげで、家族全員に見守られている中、可愛い我が子に出会えた時は本当に感動でした。助産師さんってこんなに強くてすごいんだなと改めて思いました。
疲れ切った体と痛む傷口の中、早速の母子同室で母乳を泣いて欲しがる我が子に、気が遠くなりそうになったこともあったけど…トイレに行く度に分娩台のある部屋が見えると「あんだけ痛い思いして産んだんだからしっかりしないと!」と気合が入りました。
何より、3食のお食事が本当においしくて、活力と癒しをいただいていました。
上2人の時と同様に、産後翌日ぐらいから乳首のトラブルが痛くて、また母乳で育てるのは無理なのか…と不安になりましたが、この姿勢であげてみるといいよとその都度、姿勢やくわえさせ方のアドバイスを頂いたので、ミルクに頼ることなくここまで母乳だけで頑張れていることに驚きとスタッフの皆様に感謝です。
長女、次女ともに最初から最後まで家族全員で出産に立ち会えたこと、また、たくさん書いたにも関わらず全てのバースプランを叶えて下さったこと、産後何不自由なくゆっくりのんびり快適に過ごさせて頂いたこと…、武田先生をはじめ菅谷さん、スタッフの皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
お部屋から見る外の緑の景色やお布団の上、お部屋を見渡していると入院してきた朝からの思い出がいろいろ思い出されて淋しくなってきている自分もいますが…。
もう我が家は今回のベビーが最後だと思っているので、淋しいですが思い出としてしっかり残して帰ろうと思います。

