2022年9月12日(予定日9月27日)

 初めての妊娠・出産だったので、近所の産院で探していました。
 新型コロナウイルスの影響でほとんどの病院が立会・面会もできなかったので立会可能な武田助産院を知った時、嬉しかったです! そして見学の時には、主人と一緒に「ここが良いね」と即決しました。

 健診では、武田先生・鈴木先生に具体的なアドバイスを頂いたりして妊婦生活は気を付けることが多いんだな! と驚きつつ、アドバイスを意識していくと症状が良くなり、更に驚きました!
 特に中期の頃、逆子だった時に先生が「頭は下よと話しかけて」と言われて、主人と「え!(笑)」となったのですが「赤ちゃんは聞こえてるし分かるのよ~」と言われ、そこから毎日のように2人で話しかけていくと本当に直って驚きが止まらなかったです。

 9月11日3時前頃から、いつもよりも強い痛みがあり先生に連絡。20分間隔もあったので、もう少し様子を見ることになりました。
1時間後に再度連絡しその時に破水したため、すぐに向かいまいた。既に子宮口が2.5センチくらいとのことでしたが、後期後半から血圧が高めで、当日は160/90になってしまっていたため女子医大へ搬送となり、こちらでのお産は叶わぬものとなってしまいました。
 バースプランで書いていたほぼ全ての希望が病院では実現できないのを知っていたので、搬送が決まった時は、本当にショックで「これから1人で乗り越えられない…」と不安でいっぱいでした。
 先生も鈴木先生もいたのですが、一緒に残念そうにされていて、やっぱりここの先生方は温かいと思いました。

 搬送中は先生が一緒で、陣痛が来る度にいつもの落ち着いた声で話してくれて、とても気がほぐれました。病院に着いてからは、誰かが背中をさすってくれることもなく、ただひたすら点滴と血圧測定、強い痛みに耐えるだけ…でした。
 到着して1時間くらい程でいきみたくなる感覚になり、お医者さん方が膣を広げる感覚、赤ちゃんが出てくる感覚、全てがこれまで経験したことのない痛みでしたが、最後はもう「産むぞ! 会えるね!」と心が決まり、頑張りました。10:37、2530グラムで産まれててきてくれました!

 我が子は本当に可愛く、でも産後の入院5日間はやはり辛くて、ほぼ毎日のように泣きました。武田先生・鈴木先生に担当して頂いた時は、ちょっとした不安や質問を気軽に出来たし、それと優しく、具体的に教えてもらえるのですが、病院では日勤・夜勤で担当の方も違って皆さん一般的な回答を下さるのですが、その後私はどうしたら良いのかという所までは分からず、聞いてもドライに回答されることが多く、気付けば質問するのが怖くなりました。
 母乳指導も厳しくて痛くて、どんどん気持ちがマイナスになりもうおっぱいでやっていけないと思っていました。疲れ果てた先の退院後こちらで産後ケア2泊させて頂いた期間が本当に本当に天国の様に気が休まり、体力も気力も回復した気がしています(涙)
 母乳指導も,優しく分かりやすく、いつも自信を持たせてくれるので、今後やってといけそうだなと思えました。ご飯も毎回とても美味しくて豪華で楽しみで写真を撮ってました。

 妊娠・出産・産後は予想外の連続で、今こうして我が子がこの世界に生まれてくれた事自体が奇跡なんだなと振り返っています。その期間、武田先生の所でなければ乗り越えられなかったなと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
  絶対に次こそは、先生の所でお産したいと思っているので、産後の血圧に気を付けながら、休める時に休みながら生活していきたいと思います。皆さんにもまた会いたいので、時々相談というていで遊びに行きたいです(笑)