2022年9月11日(予定日9月16日)

 たくさんのお友だちがこちらで出産していて、オススメしてもらっていたので「3人目は絶対武田助産院で!」と決めていました。
 上2人は里帰り出産だったので、あまり産院を選ぶことができませんでした。こちらに通うようになってまず感じたのは「話しやすい!」「話を聞いてくれる!」ということです。今までの産院は、必要最低限の情報を提供してくれるだけで、「はい…」しか言わなかった気がします。
 でも、武田先生も助産師さんも毎回顔色チェックから始まり、私の体調を気遣って下さって話を引き出してくれたので、自分でも意識せずにムリをしていたことを話の中で気付いたりしました。貧血や便秘の時もすぐ薬! ではなく、まずはオススメの食材と調理方法まで教えてくださってとても助かりました!(簡単おいしいレシピまで!)ごぼう茶もハマってずっと飲んでます!

 私的に分娩よりも心配だったのがイボ痔。上2人の出産で大きく成長したイボ痔は今回どうなってしまうのか…、久しぶりの出産よりも気になっていました。でも両親学級で武田先生が「いきまなくても赤ちゃん出てくるから。最後までいきまなくていいよ」と。とても衝撃的でした。いきまないとダメだと思っていたのに、赤ちゃんは勝手に出てきてくれると初めて知りました。

 予定日5日前の夕方、1日中弱い痛みはあったものの、急に痛みが変わったので電話して入院。子宮口3センチで進むのが早いかもと言われました。夕食前に家を出たので子どもたちに部屋で軽食をあげられたり、長男は眠気が限界だったので寝かせたりしたのがとても助かりました。

 21時に分娩室に移動。少し経って長女を呼んできていよいよ! 22時に出産しました。先生の仰っていた通り、ほとんどいきむことなく、我が子の出てくる感覚を感じながら出産することができました。もちろんすごく痛かったけど、もう1人の冷静な私が娘が出てくるのを観察している様な不思議な感覚でした。そして、いきまなかったお陰で前回のお産とは比べ物にならない位、産後の痔がらくです!

 今回、このご時世の中で立ち合いをさせて頂けたのもとても嬉しかったです。赤ちゃんが産まれてくるのを心待ちにしていた小1の長女も眠気をこらえて立ち合うことができました。主人にへその緒を切ってもらって胎盤も見せてもらって。娘も一緒に胎盤の説明を聞いて家族でとても貴重な体験をさせて頂きました。

 入院中は何と言ってもご飯がおいしくておいしくて。毎食写真撮りました(笑)もう先生のおいしいご飯が食べられないのかと思うと、とても悲しいです…レシピ公開して欲しいです。
 食事の内容も、産後便が出てないのを気遣ってくださったり、便が出た時は一緒に喜んでくれたり、ずっと実家にいるような安心感でリラックスして過ごすことができました。武田助産院のお陰で、改めてお産っていいなと深く感じました。