2022年6月18日(予定日6月22日)

 初めてのコロナ禍での妊娠出産で妊娠した時は戸惑いました。コロナに感染しないようにとストレスを溜めて夫や子ども達にあたってしまうのではないか、出産も入院も一人きりになるのではないか、などいろいろ思いましたが3人目の余裕かお兄ちゃんの幼稚園で感染者が出ようと、お友だちが感染しようと夫が飲みに行こうと特に神経質になることはありませんでした。
 逆に出産の時に陽性になってしまうと武田助産院で出産できないため、感染するなら早くしてしまえ~くらいの気持ちでした。ありがたいことに元気な妊婦生活を送ることができたから思えたのではないかと思いますが。
 出産や入院が一人になる心配は武田助産院のおかげで不安を取り除けました。どこの産院も立ち会うことも面会もできなかった中、武田助産院さんは可能だったので! すぐ見学に来させてもらい先生も助産師さんも話しやすく親身になってくれそうな方たちで安心しました。予約もスムーズで診察の待ち時間もなくエコーもしっかり見てくださいました。
 お灸教室も勧めてくださり楽しかったです。道の駅も近いので帰りにさらっと立ち寄れて立地もよかったです。院に入る時は細い道で対向車が来ないか、車をぶつけないか心配でしたが…、意外と大丈夫でした! 健診で赤ちゃんはずっと大き目だったので、早く産まれてきて欲しいなと思っていましたが1週間前になって産まれる気配がなく予定日5日前の夜にやっとおしるしがありました。

 このまま夜中に陣痛が来るかなと思ったのですが、何事もなくしっかり寝て朝を迎えました。『おしるし』があるので今日中だなと思っていたらちょくちょく『張り』出し…、みんなで朝食をしっかり食べ片付けもできて10分間隔に! 準備をして電話して12時過ぎに家族で出発! よかったことに土曜日で夫も子ども達もお休みだったのでバタバタせずに産院に着きました。武田助産院は土日や夜間料金が加算されないのでそこもノンストレスです。
 12時半過ぎころ内診してもらい何センチだったかな…、横にも6センチくらい?「おーいいですね」と言われ、GBS? 陽性だったので点滴を入れてもらい部屋で待機。夫と子ども達は、お昼を食べに外へ…、2人目(全開のお産)はさらっと産まれてきてくれたので今回もあと1時間くらいかなぁと思っていたけど、なかなか進まず夫と子ども達も帰って来てわちゃわちゃ…、5分間隔で再び分娩台で内診してもらったので、私の希望でそのまま分娩台で子ども達は部屋で待機。
 徐々に激し痛みと戦い、声を上げ始めて助産師さんに背中や骨盤を押してもらい…、どれくらいの時間が経ったのか覚えていませんが破水! そこからバタバタ先生方が動き始めて出産態勢に! 夫と息子も来て(娘はお昼寝してしまった)そこからなんとか頭が出で体もすぐ出てくるかと思ったら、ちょい苦戦…、後から聞いたらへその緒が邪魔をしていたとか…「ちょっと力入れて~」と言われたけど、もうどこに力が入ってるのか分からず…、なんとか肩が抜けて午後3時50分! 誕生。

 一般的には早いお産かもしれませんが、私的には長い時間…、←みんなそうですよね。
 すぐカンガルーケアで私の胸の上に乗せてもらいお兄ちゃんともご対面! 私の希望で息子と夫にへその緒を切ってもらいえました。胎盤も綺麗に洗って見せてもらいました。袋やへその緒も説明してもらい、娘も起きてきて家族で胎盤を凝視! 立派な胎盤に感動。

 赤ちゃんを測定して綺麗にしてもらい洋服着たらまた私のもとに。娘ともご対面。寝起きだったため大人しく見てました。私は腕に力を入れ過ぎて脱力だったため、夫に赤ちゃんをまかせました。普通の病院ならすぐ赤ちゃん部屋に移動されてしまいがちですが、ずっと抱っこさせてもらえたので夫も子ども達もしばらく赤ちゃんとお話しできてよかったです。
 1人目は息の仕方も分からず痛みに驚き大苦戦。2人目はすっと産まれて来てくれたため、私出産が上手くなったんだと自信がついて、いざ3人目はまた苦戦…、3人目も上2人と体重はほとんど変わらずで、何故だろうと考えていたら、助産師さんが頭も胴体も大きい36センチ! 助産師さん歴代トップかもと言われ驚きましたが納得しました。
 上2人は34.5センチだったので今回が一番大きい! だから苦戦したということですね。でもよかったことに上2人は産まれる瞬間に力の入れ過ぎでビリビリに裂けてしまい産後痛かったのですが、今回は内側が2カ所切れただけとのことでした! クリップとやらを2カ所止めてもらいました。←これがまた痛い。すぐよくなることを願う。
 とりあえず今回のお産の全ての目標が達成できたのは武田助産院の皆様のおかげです! 食事も量や好き嫌いを聞いてくださったり、朝から立派なお魚が食べられたり、全ておいしくて大満足です。赤ちゃんも体のことも不安なことはすべて受け止めて下さいました。