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2019年3月9日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2019年3月9日

公開日:2020年03月17日(火)

 そこで知ったのが子連れでも出産ができる武田助産院でした。
 しかしすでに35週の妊婦。本当にダメ元で連絡をして面接をしていただいたのですが、なんと紹介状を持っておいで、と言っていただきました。
 もちろん苦渋の決断だったかと思います。
 しかし私はその先生の一言で、出産に向けての不安要素が全て取り除かれた、とても救われた気持ちになりました。

 

 そこから数回の健診を受け、経産婦だから予定日よりも早いのかな? という思いも杞憂に終わり、3月10日の予定日が迫ってきて2回フライングで夜中産院に駆けつけるも不発に終わり(3月8日)
「心臓の位置がまだ高いねぇ、子宮口もまだまだだねぇ」なんて笑っていた次の日の夜8時頃。きた !いい陣痛!
 経験者だからわかる好感触で急いで連絡して産院へ。
 なのに、内診では先生も首を傾げる子宮口1センチほどの開き具合。とりあえず様子を見ましょうとのことで、いつでもお産できる身支度をしている矢先に、明らかに子宮から出てこようとしているあの感覚が。
うそやん! 先生まだって言ってたで!

 

 頭の中はパニック状態(笑)仕事の休みが間に合った旦那に手を握ってもらい力を抜かなければ耐えられない痛み。(後で見せてもらったら爪痕に。この時、上の息子はぐっすり眠っていた)
 たまたま様子を見に来てくさださった助産師さんが、私の明らかにおかしい状態に気付き、子宮口を内診するとなんと全開! 1センチから全開!(笑)
 急いで先生を呼びに行く姿をみながらも、もう意識はもうろう…、旦那にしがみつく形で分娩台まで歩く。横になる。
 先生が慌てる様子が耳に届くも、自分の感覚ではもう今にもでそう(笑)というか、出ちゃうぅぅぅぅぅーーーー! と叫ぶ。
 途中で息子が起きて泣いている声が聞こえたので旦那が連れて来る。ママが痛がっている姿を見ると泣いちゃうかな? という心配をよそに、パパに抱かれながらもお産の様子をみている顔が見える。

 そして分娩台に上がってものの30分。産まれた。ずっと会いたかった赤ちゃんに会えた。
 旦那も涙を浮かべている。先生方もおめでとうと言ってくださっている。息子の姿も見える。
 あー幸せだなぁ。もう感無量。
 武田先生が私を受け入れて下さったあの時点で、私の最高のお産の瞬間は決まっていたんだなと、改めて感謝の気持ちが込み上がってきました。