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2017年2月16日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2017年2月16日

公開日:2017年07月26日(水)

ただそれだけを条件に産院を探していた私は、本当にラッキーでした。(この条件を満たす産院がほとんど無いのに家の近くに有ったこと、そしてその産院がとてもステキなこのYMCだったこと、ラッキー)

健診から出産まで本当にお世話になりました!

毎回の健診は、病院と違い待たされることがなく楽しい30分。いつも時間いっぱいいろいろな話をしてあっという間。ツワリ明けからの体重管理も、妊娠後期には食事を管理するのが趣味になりそうな程、身体にしみ付きました。 (医食同源! 栄養学や薬膳などを学びに行こうかな? と思う位です)

 

さて、今回のお産について…

今回のお産は35週の健診で子宮頸管長の長さ(短さ)を指摘され、自宅安静の指示を告げられたにも関わらず、上の子(息子)の幼稚園行事があったり日々のお世話で動きまくってしまった私。

なんとか無事にYMCで出産可能な37週を迎えたのですが、まだまだお腹の中に居て欲しい時期に、予め決まっていた息子の手術の付き添い入院が…(先生にも「マズイよー」「ヤバイよー」と言われていましたが…)37週4日、息子の退院予定日の未明、事件(陣痛)は起きた!

強めの陣痛が頻発している事に気づき、しばらく様子を見て先生に電話。内診をしてもらうことになったので、旦那に連絡をして息子が寝ている間にYMCへ連れて来てもらいました。(旦那はそのまま息子の元へ急いで帰ってもらいバトンタッチ)

着いたのが午前4時ちょっと前くらい。子宮口4~5センチ開でそのまま入院…。(まさかのハシゴ入院となりました。)

お部屋に来てくれた菅谷さんと「息子の退院を待ってから出したいな~」なんて話をしながらも痛みが強くなり、子宮が収縮して腰からお尻をズンズン叩いてくる。今回のお産は、赤ちゃん自信が気持ちを整えて挑んだと言うよりも過酷な胎内環境で…、環境に押し出される形で望むことになったお産だったので、もちろん私の身体も準備不足。

前日までの疲労で凝り固まってしまっている骨盤に“ズーン、ズーン”「開けてー!開けてー!」と強烈に共鳴、反響する陣痛の波。 1人目の陣痛よりもキツかったー。(1人目のお産の時は、35、6週の頃から身体がお産を迎える準備をゆっくり始め、時間をかけて緩んだドアを、息子の意思が固まったその日に「最後の一押し今からしまーす!」て開いていった感じでした。だから8センチ開まで本陣痛って気が付かなかったのだけれど…(笑))

唸る私の腰、尾てい骨、背中、足を菅谷さんがさすってくれていて、その手は私のガチガチの骨盤を開けようとしている娘(赤ちゃん)に手を差しのべてくれている様な優しい優しい手でした。 YMCに着いた時は、息子の退院を待って…と思っていたけど、無理だと悟り、分娩室へ。

足をふんばらせてもらい、ゆっくり、ゆっくりと回数の波に分けて娘は降りて来てくれました。先生たちに「あ~、上手だね~」とほめてもらいながらじわじわ出て来た娘(笑)息子の時は“どぅるん”って感じで出て来たので、この感じも新鮮でした。

そしてなんと言っても、へその緒を自分で切る体験。出て来たばかりの娘にその場でオッパイをあげる体験、2回目のお産でたくさんの初めてを体験する事が出来たのは、YMCだったからこそだと思います!  産後の入院生活もとても快適で退院するのが淋しいです。

妊婦健診~出産入院まで、凄く手厚く、アットホーム。居心地最高でした。ごはんも最高に美味しかったです。