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2011年12月6日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2011年12月6日

公開日:2012年02月27日(月)

第1子、第2子の出産は里帰りをし、迷うことなくクリニックで出産しました。自然な分娩にもわりと理解があり、子どもの立ち合い出産もできる!というところだったので、それなりに満足できていましたし、何より私たち夫婦には千葉に親戚もいなかったので、里帰りするのは当たり前のように思っていました。
ところが、今回のお産はどこで産もう?と思った時、はたと気がつけば長女はもう6歳でした。年長さんとして保育園の中では立派にその役割を果たしていく娘を見て、里帰り出産をして2~3ヶ月も保育園を休ませてしまっては可哀そうだと思うようになりました。
頼れる人もない中で陣痛が来たら1人で病院まで行くのは不安だなぁ…。と思いながらも、私の3人目のベビーを産む病院さがしが始まりました。

出産は私が子どもたちに教えることができる最大の性教育だと思うし…。私自身が第1子を産むときは、何も分からなくて本当に不安な気持ちでいっぱいだったので、長女にはどうしても出産を見性教えてあげたい!という思いが強くて…。
立ち合わせたい!と思って「やっぱり里帰り?」という選択も再度考えたり…、本当に困っていました。
「そうだ、保育園の先生ならどこか知っているかも…」と娘の担任の先生に相談してみると、「パンダ組の的場さんの勤めている助産院ならできるかもしれないよ」と、YMCを教えていただきました。(全く、人の縁て不思議てすね)
それまで助産院で産むということが全く頭になかったので、最初は「えっ!」という感じでしたが、すぐにインターネットで調べ電話をし、予約してきてみると第一印象は「あれっ!普通の家だ!ここで合っているの?」という驚きでした。
でも2人の子どもたちはなかに入るなりおもちゃで遊び始め、何とも言えないアットホームさに私も「今までと違う雰囲気だけど、ここでお世話になろう!」とすぐに決めることができました。

実際検診に何度か通うにつれて、「ここに決めて良かった!」と強く思うようになりました。助産師さんたちはいつも気さくに話をしてくれて、出産のときにはどうしたいのか?と言うことも相談にのっていただいたりもしました。
また、今回の検診で太りすぎている私にも、智子先生は本当はもっときつく注意したいところを(私の仕事が栄養士ということもあり)気づかいながら、やさしく注意して下さってありがたく思っていました。
私が検診時に一番ここにして良かった思ったことは、内診です。じつは私、上の2人を産むときに嫌だったのが内診台の上にのって行う内診でした。初めての時はびっくりして声も出せなくなってしまい、力が入ってしまい、うまく診てもらえず…。(だってカーテンの向こうでの自分の姿を想像したら、恥ずかしくて耐えられなくて)
「そんなことじゃ、子どもなんか産めないよー」と、当時の先生から言われる始末。どうもトラウマになってしまったのか、それからも内診の時に涙が出そうになりました。それでも母になるため皆がしていることだからと、落ち着かせのりこえてきました。
ところがYMCでの内診は実に自然で、タオル1枚かけただけで行われ、カーテンがないので先生の顔を見ながらしていただけるので、本当に安心しました。(その時、初めて内診トラウマだったんだなあ、と気付きました)

自然な内心に安心して臨月を過ごし、予定日まで後3日!22時頃から「腰が痛いなあ」と測り始め23時には10分おきになっていることに気付き、それでも30分まって23時30分頃に智子先生に電話。子どもたちを連れて0時過ぎにYMCに着きました。
第2子が4時間ほどの出産だったので、今回もと思っていましたがそれがいけなかったようです。
なかなか間隔が短くならず、6時過ぎに子どもたちがパジャマのままで目をこすりながら分娩室に入ってきてから、産まれるまでの1時間は本当につらかったけど、いま思えば至福の時でした。