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2012年5月21日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2012年5月21日

公開日:2012年09月28日(金)

長男の出産があまりにも最悪だったため、次男をここで産んだ時の感激が忘れられず「あんな素敵なお産なら、もう1度してみたい」と、しょっちゅうそんなことを言っていたら、本当に授かりました。
ちょうど引っ越しもすんだ時で、準備OKのタイミングでした。

上2人の時もわりとベビーの人格がお腹の中からはっきりしていましたが、今回はすごかった。
初期からあまりの自己主張の強さに、兄ちゃんたちが付けてくれた呼び名のほかに、私と妹の間では某芸能人(そのままですが)の名を呼ばれていた姫。
でも強いばかりではなく、しっかり決めるところは決めて上出来とは言い難い妊婦生活をお腹の中からサポートしてくれて、出てくるまでにすでに数え切れないほど、この子には助けられました。

育児に消極的なパパのため、念願の女の子の形をして出てきてくれたんだと、母は想っています。たくさん甘えてかわいがってもらおうね。逆子や、早産気味、貧血、いろんなトラブルを乗り越えて今回も自然に産んであげられて良かった。
たまった仕事や産中・産後の準備、手配。軽いうつになりながらも、これは済ませてから入院したい…、と思っていたことがすべて終わってから陣痛がきたのには、本当にびっくり。ちゃんと聞いてくれてありがとう。(涙)

「19日のお兄ちゃんの遠足だけは出たいの」と言っていたら、その日の朝に『おしるし』。「いつ来るかわからなくて不安だよー」と言っていたら、3人目にして初めての『おしるし』と前駆陣痛。
「入院中の買い物、できればよかった」と前駆陣中に思っていたら、1度波が引き、昼寝を2回もした後、もう陣痛こなそうだから買い物行っちゃえーっ。これで留守中の準備完了!
久々にパパと4人でそろって夕食をとり、(今考えると、最後の4人家族の時間でした)これまたイレギュラーにチビたちとがっつり寝てしまってから、夜中に痛みで起床。おかげで朝の出産まで体力持ちました。

朝からの痛みが前駆陣痛だったらしく、引いてしまったので今回もそうなのか迷いつつも、徐々に10分間隔に。
「出来たら立ち合いたいね」上の子と話していたら、夜中なのに突然起きてきて長男。ぐずることもなくそのままパパと一緒に来ることに。うれしそー!
お腹に宿った時から一番楽しみにしてくれた長男なので、ここについてからの陣痛中のタイムを一緒に過ごせたことがとても幸せでした。

他に入院の方がいないのをいいことに、あっちふらふら、こっちふらふらと、のがし易い体勢を探し求めて動き回り、好きなようにさせていただいて本当に助かりました。
分娩台に上がってからも今回も神秘的、ベビーが降りてくる感覚も感じることができて、最後までベビーと話しながら外にだしてあげられたので、実際に目の当たりのしたら何だか腰くだけ状態に…(笑)。
3人目なのに!自分のことなのに!

いまだにあんな大きな体が、どうやって出てきたのか。今回はそればかりが不思議で。出産って、女って、ベビーって…すごい。
「金冠日食」という、何だかめでたい日に出てきたベビーはやはりというか、お腹の中にいる時よりパワーアップして自己主張しております。すごいです。とくに泣き方が…。帰ったら兄ちゃんたちに負けてられないもんね。
きっとわが家で一番のしっかり者になってくれるでしょう。楽しみです。