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2016年1月17日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2016年1月17日

公開日:2016年01月17日(日)
付き添う気ゼロの母は、一度家に帰ろうかな~と言い出し、イスを並べて寝ようとする始末…。そんな中、どんどん陣痛が強まり、でも看護婦さんは30分に1回しか様子を見に来ず…。1か月前までガンガン仕事をしていた私は、両親学校にも参加できず、出産についての知識がまるでないまま、ただ痛みに耐えるしかありませんでした。
結局、朝の9時29分に長男を出産。ダンナはその30分後に到着。1人目の出産の感想は「孤独」でした。そんな経験から、2人目は助産院がいいなと思い、母の知り合いからこのYMCを紹介されました。実家の佐倉からは片道1時間と、決して近くはないけれど、武田先生と会って、ここだ! と思いました。
妊娠後期からずっと逆子で、YMCで産めるか不安でしたが、お灸と身体を温めることをし、先生がお腹の上から赤ちゃんを触って逆子が治った時は「この人は神か?」と思う程でした。次の健診でまた逆子になっていましたが…。先生の一言「この子は素直ないい子だから大丈夫よ」の言葉に、全ての不安がふっとんだのを覚えています。
1人目ではダンナが立ち会えなかったので、2人目は必ず間に合ってほしかったのですが、こればかりはわからないな~と思っていた予定日4日前の朝、『おしるし』が…。キタッ! と思い、金曜日にもかかわらず、ダンナと母に電話!
みんな~、産まれるよ~集合! とばかりに招集をかけるも、夕方になっても夜になっても陣痛こず…。とりあえず朝まで様子を見ようと、家族全員がハラハラしながら一晩すごしました。
明け方に何度か陣痛のような痛みを感じるも、弱まってしまい、でも血の混じったおりものが何度か出てる…産まれるのか産まれないのか? わからなくなった私は、一度YMCへ電話しました。先生に「一度来てみる?」と言われ、健診するも「まだだねー。歩いてね。」と…。ガックリ
愛知県からかけつけたダンナは、日曜には帰らないといけないので、どうにかこの週末で産まれて~! おねがい! とお腹に話しかけ、久しぶりに長男とダンナの3人でお散歩しました。散歩中、何度もお腹が痛くなりましたが、先生にまだって言われたし…と思いながら夜もあきらめて寝よう! と。きっとこれは陣痛ではない。
そんな夜2時頃「あたたたっ…ん?」ま、ちがうか。…また痛い。とりあえず1時間様子を見るか。3時、痛い。確実に痛い。8分間隔。YMCに電話し、朝5時に産院に着く頃には子宮口8センチにまで開いていました。それからは先生、助産師さん、ダンナに腰や足や肩をさすってもらいながら、7時に分娩台へ。子宮口10センチになるも、赤ちゃんの頭の向きが横で、いきんでもなかなかでてこず、思わず「痛い!」と叫んでしまいました。
先生に「痛いと言わないで、きちんと呼吸して」と言われ、指導されるままにすると、どんどん頭が下がってくるのがわかりました。そんなこんなで、分娩台へ上がってから40分時弱での出産となりました。長男の時は、子宮口10センチになってから2回のいきみでスルンと産まれたので、思わぬ『産み出す痛み』でしたので、今思えばとても安産だったと思います。
入院中のおいしいごはんに、スタッフの皆さんの親切な対応、本当に家で、家族に見守られながらのような出産にびっくりしています。出産って孤独じゃないんだと感激しています。もし3人目を授かったら、ここ以外での出産は考えられません。あのおいしいごはんが食べられなくなると思うと、本当に残念ですが(泣)
年賀状、私も出します(笑)