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2011年9月26日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2011年9月26日

公開日:2011年11月29日(火)

第1子、2子は都内に住んでいたので、別の病院での出産で、それなりに満足のいくお産ではありましたが、とにかく分娩台が嫌でした。
1子は安産ではあったものの、足を台に固定され足がずっとつりそうで辛かったし、その後もしばらく痛くて、分娩台が大嫌い(みんなそうですよね)に。
2子も同じクリニックで分娩台の上には載ったけれど、横向きで産ませてくれてすごく楽だったのが印象的でした。
今回は千葉に引っ越してきて産院選びから始めました。正直3子めでお金もできるだけかけたくないという事情もあり、家庭的な雰囲気のところで産みたいなあ…、これが最後だしなあと、HPで探したところYMCを知りました。
前から助産院に興味があったので、見学がてら検診を予約しました。

初診の時から、あっ今までと違う。こんなにゆっくりと話を聞いてくれるなんて!と感動し、「ここにしよう」と決めました。
今までは土曜日の予約なんてとても取れなかったので、パパは一緒に行けないし、会社を半休して2時間待ちの3分診察という感じが当たり前だったので、こんなにゆっくりと診てくれて、待ち時間もほとんどないし、家族で来られるのが夢のようでした。
結局パパは、健診からお産まで皆勤賞。(子どもも!)
一緒に先生の話を聞いているので、今回は意識が全然違いました。貧血、冷えにずいぶん悩まされ、毎回怒られ「顔色が悪い」「お尻が冷たい」。冷えから逆子につながるということも知り、パパもいろいろと気遣ってくれました。

そして当日、お腹の張りもひんぱんに来て、午前中はすごい睡魔に襲われ、深い眠りに。その眠りもいつもと違う感じで、陣痛に備えての睡眠か?
その後もおなかの張りがひんばんなので、とにかく安静に。夕方心配になり一応パパに「早く帰ってきて!」とお願いするも、自分主催の送別会があるから、顔は出さないと…と言って。
夕方から時折、痛みを伴う張りに。あっ、ただの張りから、ちょっと陣痛っぽくなってきたかも、というのが始まり、時折いい感じの痛みが、「そうだ、これが陣痛の痛み。いい痛みがやってきた」と妙に冷静に判断。
先生に電話して「まだ不規則だけど痛みがくるので、今晩行くことになりそうです…」と伝え、とりあえずご飯食べ、子どもたちはお風呂にはいらせ、時計とにらめっこ。途中一度遠のいたので、あれっ、おさまった?と思っているうちに眠くなりソファーで、うとうと。
目が覚めるとやっぱり始まってしまい、10分間隔は越えて6分くらいに。とにかくパパが帰ってくるまでどうにかもたせて、痛みがくるとキッチンのカウンターにつかまりながら、片手で腰を押して「ふー」と息を吐いてその間に家を出る準備。
パパが帰ってくるなり、母にYMCに電話してもらい5人で出発。

「自分で電話できないぐらい?どういうこと」って先生に言われ、「もう。ダメでした」って。診察するとほぼ全開。「あと1センチで全開だよ」と先生。それから時間との勝負でした。
今回は四つん這いで、自分の手で赤ちゃんをキャッチしたい。という希望があり、ちゃんと伝えておいてよかったーと思いました。和室でパパにしがみついて、四つん這いやら座ってみたり。
家にいる時点ですでにおしりにグリグリきいてる感じがあり、YMCに着いてからも「出ちゃうよー」と叫んでいた気がします。
あれよあれよという間に破水もして、途中、何回かのドスンドスンと赤ちゃんが降りて行く感じがしたかと思うと、とくにいきみもしないで、赤ちゃんが出て行く感じがしましたが、良く分かりませんでした。
はっきりと覚えているのは、赤ちゃんが出てきていて、自分でキャッチしていること。なんと、予想外に…ついていて、「わーっ。男の子だ」と、パパと叫んだことでした。
パパの喜びよう、万歳していました。やっぱ、男の子ほしかったんだね。