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2012年7月20日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2012年7月20日

公開日:2013年07月04日(木)

妊娠したら助産院で自然分娩してみたい。昔から漠然とそんな夢がありました。いざ妊娠し、自然分娩の本を何冊か読み、その思いは確信に。
里帰り先の千葉で助産院を検索したら、YMCがヒット。早速名古屋から見学へ、6ヶ月に入る頃でした。

その頃、つわりあけで一気に体重増加していた私の母子手帳を見て、智子先生から「何を食べているの」か、聞かれ答えると先生から「ひどいね、赤ちゃんかわいそう。お母さんのせいで脂肪まみれの、冷たい赤ちゃんが出てくるよ」と、ショッキングな一言。
名古屋の病院では、何も言われなかったのに…。
見学後、ここで絶対に産みたい!という気持ちになり、そこから気持ちを切り替え、食事改善、運動に冷え対策、頑張りました。
すると初期から悩まされていた腹痛が全くなくなり、逆子も治り、体重も緩やかに。赤ちゃんのことを考えながら生活すると、応えてくれるんだ。そんな気持ちで、楽しくマタニティー生活を送りました。

里帰りのため、32週からYMCで健診スタート、名古屋での流れ作業的な3分健診とはうって変わり、家庭的で安心感のあるYMCでの健診は毎回楽しみに…。

出産は予定日を2日過ぎた7月19日の早朝5時に、痛みとともに起床。その時点で8分間隔、名古屋にいる主人が唯一立ち会える日が、19日夕方から20日にかけて。ずーっとお腹に「19日から20日にかけて出ておいでー」と話しかけていたので、陣痛が来たときには、思わずカッツポーズ。
8分間隔だったので、YMCへ電話。「一度帰すかもしれないけど、9時に来て」と言われ、内診では「まだ子宮に指が届かない」とのこと。菅谷さんに「早くても24時間以内かな、帰っても良いし、ここで休みながら様子をみても、どっちでもいいよ」と言われ、YMCに残ることに。
その後15分間隔になったりする微弱陣痛を逃しながら…、昼食したり、スクワットしたり、階段上り下りしたり。そんな状態が朝9時から夕方6時まで続きました。気持ちは焦るばかりで、半分あきらめモードに。6時過ぎに主人が名古屋から駆けつけ、その後2人で1時間ばかり散歩して夕食を食べている頃から、痛みに変化が!

10時の内診で子宮口が5~6センチ開いているとのこと。智子先生に「未明かな」と言われ、少し途方に暮れる思いでしたが、智子先生と菅谷さんが途中からマッサージ(これがピンポイントで気持ちいい!)してくれたあたりから早く進み、午前2時に無事に主人母が立ち会いの下、出産。分娩室に入ってからは30分かかりませんでした。
あんなに痛くて苦しかったのに、最後にいきむときは、これで最後か、なんだかもったいないと思えるほど、冷静な自分がいて気持ちが良い!とさえ思えた納得のいくお産ができて幸せです。