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2012年6月1日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2012年6月1日

公開日:2013年06月28日(金)

自然分娩、カンガルーケア、母乳育児にあこがれて、YMCを訪れたのは、6年前の上の子の出産の時でした。おかげさまで今年7歳になる上の子は、比較的丈夫で今までのところ、インフルエンザにもノロウイルスにもかかったことがありません。(予防接種 うってませんが)

上のこの育児そのものは、ずっと余裕が無く子ども1人で手一杯というのが、この5~6年の本音でした。もうひとりっ子でいいかな、と思っていた矢先の妊娠でしたが、2人目ができたら「YMC」と決めていたので、こちらに来ることに迷いはありませんでした。
ただ、私自身が今年不惑になりますし、果たして受け入れてもらえるのか、気がかりでしたが、年齢は問題にされることなく、ずっと音信不通だったにも関わらず、上の子や主人のことも覚えていてくださって、びっくりかつほっとしました。

2人目をこちらで産んでみて思ったことは、母乳育児って単に母乳で赤ちゃんを大きくすることでなく、育児そのものだったんだ!という、今更ながらの発見でした。
上の子はいわゆる『完全母乳』で、卒乳したのも3歳半だったほどですから、もちろんおっぱい大好きっ子でした。免疫、栄養、精神安定…etc、母乳をあげられたことに後悔はないのですが、「いつでもほしがるときに、ほしがるだけ」という、母乳育児の一般的なアドバイスは漠然としていて、よく分かりませんでした。

上の子の求めるまま、だらだらと何時間も乳首をくわえさせ、おもちゃのように遊んでいても、精神安定になっているんだと、勝手に解釈してたくさんのストレスを溜めていったように思います。
時間と量がきっちりと決まっているミルクの方が、メイハリがあって良いように思いました。

今回の入院中、気温が高いにもかかわらず、くるみすぎて下の子の体温が38度を超えたことがあり、武田先生に母乳の飲み方飲ませ方を、母子ともども指導をしていただく機会がありました。
産まれて3日目にしてだらだらのみを身につけてしまっていた下の子(身につけさせてしまった私)に、おっぱいの飲み方をたたき込んでくださるのを目にして、子育てのメリハリを思いました。
飲むべき時にしっかり飲むというのは、やるべき時にしっかりやるということに、通じているのかも?

2度目の母乳育児は、おっぱいをあげて終わりではなく、母乳を通して生活のリズムや姿勢も、教えて行けたら良いなと思います。