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2012年4月30日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2012年4月30日

公開日:2012年09月15日(土)

長男は病院での出産でした。

長男が2歳を過ぎ、大きくなるにつれて将来助け合いのできる弟・妹がいた方がいいのではないかと、考えはじめていた頃妊娠が判明しました。
どこで産もうかと悩んで知るうちに時間だけが過ぎてしまい、携帯で最終月経から計算すると14週に入っていました。周りから「いい加減、病院できちんと見てもらわないとまずいよ」と言われ、産む場所探しを始めました。

ご縁とはほんとうにありがたいもので、インターネットで探し始めて数分、私の理想の出産そのままの「出産体験記」の載ったYMCのホームページに行きつきました。
初診の日、家族で迷子になってしまい、かなりおくれての到着でした。5ヶ月目を目前に一度も受診していないことも含め「うちでは取り上げられない」と言われたらどうしよう。どんな嫌なことを言われるんだろうと、ドキドキしながらドアをくぐりました。
そんなビビっている私を迎えてくれたのは、智子先生の豪快な笑顔でした。そして問題ないと言ってくれました。

その後の健診の際も白井さん、菅谷さん、そしてたまに大先生が笑顔で迎えてくださり、毎回30分の健診が楽しみでした。皆さんの明るい笑顔と、楽しい雰囲気で不安が解けて、明るい気持ちとなりとても幸せな妊娠生活でした。

予定日を25日に控えたいつもと同じような日常でした。ただ、朝から何となくしんどい。
前回の健診で「とにかく無理はしない。37週までもたせること」と念を押されていたので、横になっていることにしました。何をするのもおっくうで、何かを始めても途中で断念、また横にということを繰り返していました。
おかしな痛みが引かないので、18時30分YMCへ電話。智子先生の状態を伝えると「だめだ、36週じゃあ産めない」「とにかく腰とお腹にカイロをはって温めて、トイレ以外は歩かない」でした。

「21時30分になっても落ち着かなかったらもう一度先生の電話したらどうか」と夫に言われ、痛みがどんどん増してくるので、21時40分にYMCに電話。「3分おきなのですが、これ先駆陣痛の可能性ありますか」と聞いたら「3分おき。違うからすぐ来て」と智子先生。
夫にタクシーの手配を頼み、明日にでもしようとしていた入院の準備を、パンフレットを見ながら始めました。
MAXの痛みが2~3分に!タクシーの手配にもたついている夫に「ダメだ。間に合わない。先生、救急車でも良いって言ってたから」と、救急車を依頼。
10分後、救急車到着。玄関に入ってきた救急隊を見て、ああっこんなはずじゃなかったのに「ご迷惑をかけてすみません」と言ったとたん、激しい陣痛に襲われ倒れてしまいました。
夫が智子先生と話している声が聞こえ…「勝見産婦人科に…」と。ああっやっぱり、今から産まれてしまうのか。

病院に到着すると智子先生が病院のスタッフの方と待っていてくださいました。まさか先生にいていただけるとは思わなかったので、先生の顔を見た時の安心感と言ったら…涙。
その後は呼吸やいきみを智子先生の言う通りにしていたら、数10分後には次男の元気な産声を聞けました。
あっという間の出産劇でした。

次の日にはYMCに移らせていただき、数日後には白井さん、菅谷さんの笑顔に会えて、またどっと安心。
妊娠中から、産後母乳が出るかということも、とても心配でしたが皆さんの温かい励ましとアドバイスで、今のところ順調に進んでいます。
YMCで取り上げてもらえないのは残念でしたが、本当に心穏やかで、幸せな妊娠生活、快適で充実した産後の入院生活でした。