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2012年4月12日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2012年4月12日

公開日:2012年07月26日(木)

予定日は4月6日。また遅れるんだろーと思いつつ、3人目やしもしかしたら、早く来てくれるかな?という期待を少しはしていましたが…、やっぱりお腹の居心地が良かったようでした。

長男次男の時はそれはそれは大変なお産でした。予定日超過でバルーンを入れ、それでも開かない子宮口。微弱陣痛に苦しみ促進、切開のフルコースでした。
長男は27時間、次男は回旋異常の末16時間…。
今回の妊娠が分かって、やっぱり出産が怖くなり、それてもやってきた命、大切にしながら産婦人科に通っていました。

そんな中、友人が「武田助産院で出産した友人の見舞いに行って、スゴク良かったよ」とすすめてきました。『自然なお産』を経験してみたいとひそかに思っていたものの、過去の出産はあのありさまだし、受入れは難しいんじゃ…と。
でもやっぱり気になって、見学をお願いし、お話をさせていただきました。私はもう玄関を開けた瞬間から、その雰囲気が気に入ってしまいました。
武田先生の話しやすさ、安心感にひかれていき、最終的には(私の過去の出産履歴を知った上で)「大丈夫でしょう」と言っていただけました。

そしてすぐに転院して、検診が始まり、あれよあれよという間に予定日に。ところが予定日過ぎてもやっぱり子宮口はがちがち、下がってもこず…。
不安になりながらも進められた階段昇降、スクワットを、夜子どもが寝た後にやりました。
やり始めてすぐに、両足筋肉痛になり…運動不足を実感。
武田先生に言うと、呆れるだめうな…と思っていたら「アハハ!よくあるのよー。わかるわかる」と。頑張っていることを認められた気がして、あきらめずに続けようと思いました。そして、超過6日目を迎えた夜中4時半すぎ。
にぶーい痛みがじわじわ。でも信じられずにいたら5分~10分間隔で続いている。7時半、半信半疑で電話。この日検診だったけれど、少し早めに行くことに。パパも夜勤あけから帰ってくる。
「今日産まれたらいいなあ…」すぐNST。武田先生「なんじゃこりゃー」
間隔は短いのに中途半端な張り、入院しても仕方ないからいったん帰ってご飯食べて、また連絡することに…。

長男も幼稚園を休ませちゃったし、じじばばもいたから食事に出かけてがっつり食べ、うろうろ。
だんだん無口になる私。痛みは倍くらいかなあ…。…何か出た感じも。トイレに行くと『おしるし』が。
歩けるし、我慢していたけど14時過ぎについに電話。長い出産になるやろと思って、とりあえず水を2本買ってパパと一緒に向かう。車の中で間隔を測ってみると2、3分できている。痛いけど、まだまだこんな痛みやなかったはず。
14時半について、いい陣痛がきているとのことで、入院決定!だけどぜんぜんまだ大丈夫。促進の痛みしか知らなかったのてで、先生と普通に会話し、笑ったりできた。
がんばって階段を上り下りしてみる。でも間隔は短いからすぐ止まって「フー」そのたびに菅谷さんが腰をさすってくれる。痛みのない時はおしゃべり。パパと菅谷さんと3人。

菅谷さんのマッサージがナイス。パパが1回かわってくれたけど、ぜんぜん違いました。
ついに話ができなくなり、おしりに何か来ている感じ。「あー、あー。おしりに…」
間隔はもう1分とかで、痛みの合間に分娩室へ移動…。分娩台でもう限界、バターッと倒れてそそくさと準備。武田先生「もういいね。よしよし!」
パパも「あと1時間ぐらいで産まれるんじゃない」と言った。武田先生の言葉通りの展開に「ええっー」と気持ちがついていかなかった様子。

そして、30分ほどでスポーンと誕生!元気な大きな泣き声。うわーっ、よく頑張ったね。ありがとう!
私でも自然に産めた。17時過ぎに女児の誕生。切開なし。
こんな気持ちのよいお産のできたのは、武田先生と菅谷さんのナイスなチームワークがあったからこそです。「お産の手助け」まさにその通り、先生たちの掛け声と自分で産むんだと言う気持ちでできた、素晴らしいお産となりました。

食事もおいしくすべて完食。レシピを教えていただきたいくらいです。栄養満点で、母乳もすぐに出過ぎるくらい出ました。
産後のいろんなことも気軽に相談できるので、3人目にして「そうだったのかー」と言うことも多く、また違った見方で育児ができそうです。