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2012年1月4日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2012年1月4日

公開日:2012年04月23日(月)

年末年始はないと思い、必要な準備だけを済ませたシンプルな年越しになりました。
1日の朝方『おしるし』があり、先生に連絡すると10分おきになったら、また連絡することになりました。「とにかく、歩くように」といわれ、その日は2.5時間くらい歩きました。その後下腹が痛くなりはじめました。
2日の夜からまた痛みはじめ、3日の朝方先生のところに行き、診てもらいましたがまだまだなので、一度家に帰りました。その夜中にようやく陣痛。今までとはまったく違う痛みで…。時間を計ると6分間隔になっていたので、先生へ連絡。

4日午前2時30分に着くように向かいました。初産なので何も分からない私は、先生に「早ければ午前中。お昼くらいかな」と言われ…。「まだ6時間もあるかっ」と内心思っていました。
だんだん間隔も短くなり、痛みも増してきた頃、白井先生に「今日は12時30分ごろに潮が満ちるから、この波にのれるように!」と言われ、私の中でお昼頃までには!という思いでした。
私はクッションを抱えながら主人によりかかり、白井先生に腰をさすってもらいながら、呼吸を合わせているのが精いっぱいな状態。

11時過ぎに分娩室へ、自然分娩を望んでいた私だったけど、この痛みをあまく考えていたと反省…。つい「いたい」といってしまい、白井先生に「痛いは、いわない」といわれ、そうだった…。
赤ちゃんも頑張っているんだ!と思いまた反省…。
「頑張らないと、終わらない」と話していた母の友人の言葉も浮かんできた。そして、先生の指示のように呼吸を合わせていくと、大きい、大きいと言われていた頭が、ようやく出てきてくれて、午前11時59分、男の子を出産。
私のお腹の上に載せてもらい、髪の毛のしっかりある男の子、頭をなでると元気よく産声を上げてくれました。お腹の中で元気よく動いていた子だと思うと、何とも言えない神秘的な瞬間でした。

私は19週からこちらでお世話になりました。
袖ケ浦市から車で1時間ぐらいかかりますが、初産なのですぐには産まれないこともあり、そして子どものころから薬は使っていないので、自然分娩で頑張らせてくれる助産院での出産を考えていました。
私の母は他界しているので、産後少し長めの入院ができることも選択の1つでした。地元ではなかなかなく、初診はいろいろとリスクも考えて、総合病院に行きましたが、待ち時間は長いけれど診察はとても早く、流れ作業的な感じもして、不安感が増すばかりだったのを覚えています。
そんな中、3人出産経験のある友人に、こちらを紹介してもらいました。わからないことを聞くとすぐにこたえてくれる先生。今自分たちが努力すべきことをいろいろ教えていただき、逆子に2度もなりましたが「ここで産みたい」という思いで、主人にも足湯やマッサージ、ウォーキングや食事など協力してもらいました。
いろいろなことがありましたが、無事に出産で来てよかったです。検診のたびに「赤ちゃんは元気がいい」といわれ「私も頑張らないと!」という気持ちになったことを覚えています。