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2014年11月15日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2014年11月15日

公開日:2015年06月27日(土)

長男と次男は北海道で普通に産婦人科で出産しました。長男の時は、ハードなデスクワークだったせいか3か月入院する事になり、不安な毎日を過ごしながらの生活でした。
二人目の時は、仕事を始めた途端にからだのリズムが戻ったのか生理が始まり、少ししてすぐに妊娠。復帰したばかりだったので8か月まで仕事をして、残りの出産までを長男と満喫しました。二人目の出産の時は、当日まで家事に買い物にとバタバタ。まさかのスピードで陣痛が進み、今でもあっという間でかわいそうですが、出産の時の事をあまり覚えていない状態でした。
ただ背中に大きなアザがあり、それだけがとてもショックでした。蒙古斑らしいので消えると言われましたが見るたびにかわいそうになります。体重も2700グラムと少なかったので、たくさん母乳を飲んで欲しいのにすぐに眠ってしまい、始めはよく眠ってくれて楽だなって思いましたが、今思えばもっと飲ませてたらといろいろ後悔してました。
二人も子供を出産した私ですが、今でも自信もなく「それでも私のところに生まれて来てくれたんだ」と思うと頑張らなきゃって思いながら、5年も過ぎてました。

三人目がおなかにいる事がわかった頃は、今まで通り何も考えず産婦人科でみていただき、何とかなると思ってました。ご近所の友人に聞いて自分では良い所に決めたつもりでしたが、受付の方の冷たい対応に少しショック…、でも自分で決めたところだから…、と通院しました。先生方も聞くとたぶんいろいろ教えてくれたんでしょうけど、男の子か女の子かを聞いたくらいで後は聞けませんでした。
私の年齢だからなのか何も説明なく、渡されたパンフレットにはクアトロテスト、ダウン症などを血液でチェックできるという事でしたが、長男・次男の時はそんなテストがある事も知らないので、なんでパンフレットを渡されたのか? エコーの後だったので先生の感じで受けた方がいいと思ってるのか? それとも全員勧められるのものなのか? とか。クアトロテストにとても悩みました。
結果、テストは受けないと決めたのは先生の言葉ではなく助産師さんに「どうした方がいいかわからない」と言ったら「もしダウン症の可能性があった時に、あきらめるつもりが無いのなら、テストを受けなくてもいいんじゃないか」と言われ、はっきり「だったら受けない」と決められました。
後で35才以上の妊婦さんには、案内しているとわかりましたが、最初からそう言って欲しかったです。クアトロテストに悩まされやっと落ち着いたはずでしたが、今度は子供は当日に連れていけない事がわかり、主人の出張と重なったら…、夜だったら? どうしようか? でも、当日連れて行けばダメって言う病院はないよって友人に言われ、最悪のパターン以外、主人がいたら何とかなるかなって思ってました。
そのままどんどん時が過ぎて30週過ぎに住宅ローンを組む事になる、頭金をいきなり用意する事に…、北海道の病院とは違い保証金を預ける病院が普通らしく、少し入金する時期を後に出来ないか相談しましたが、断られるとは思わず…、先に頭金を入金してしまいとっても困りました。相談に乗ってもらえて子供も一緒に連れて行けて、安心して子供を産めるところ…ネットで探しました。そしてやっとYMCを見つけました。

まずは、30週過ぎていて受け入れして頂けるのか? 思いきって電話をしました。話をきちんと聞いてもらえて、「大変だったねえ」と言ってもらえて、とっても嬉しくてじーんときました。初めてYMCに来た時も、いろいろ話を聞いてもらい「これから大変だよー! 忙しいよー!」って、一緒に頑張ろう! て感じで、私も頑張らなきゃ! と思いました。
それからは、体重のことやムクんでいる足の事、麦茶は体を冷やすこと、ホッカイロを腰に貼ったり、いろいろアドバイスしてもらい、長男の幼稚園のママ友にも妊婦さんが他に3人いたので教えてあげました。足のムクミとか、診察時間をゆっくりとってもらえる事、子連れでもイヤな思いしたりしない事、聞きたくても何を聞いていいか、わからないままだたりしていた事も、先生たちの方からアドバイスしてくれたり、雑談があったり、長男の話に次男の話…二人にとっての私に対するアピール! だったり。
こんな事、あんな事にYMCに来る度にママ友に話してました。やっぱり全然違うよねぇー! って言ってました。私も次にママ友が妊娠したら絶対勧めちゃいます。

今回も陣痛からの出産でしたが、15分か10分くらいになったので子供たちを連れてMYCへ。子宮は3センチのままだったので、主人が迎えに来るのを待って一度帰宅するはずでしたが、子ども達と一緒にお部屋でまっているうちに腰が痛くなり、先生にみてもらったら、あらら! 9センチ! あっと言う間に5分くらいになり、バタバタと着替え! 子供たちはママどうしたのって感じ。
陣痛で痛みと戦う私の側には子ども達の声がして、頑張らなきゃって思いました。主人もやっと到着、その頃はもう夜の11時くらいになってました。子ども達も興奮していたのかずっと起きていてビックリ! 次男はずっと起きてました…。
陣痛の痛みがどんどん強くなって来て足や手が冷えてガクガク。すぐに靴下をはかせてもらいました。体勢も仰向けのままどうしていいかわからずにいたら「横になってみようか!」って言ってもらい、横にしたらとってもラクになりビックリ! 出来そうならお腹に力を入れてみてと言われ、少しずつ力を入れてみました。
私に合わせてくれてたくさん声をかけてくれてとても支えになりました。上の子二人の時は、破水した事にも気づかないまま出産しましたが、今回はお腹に力を入れたらパシャ! すごいビックリしました。先生たちビショビショになったかもー! ゴメンナサイって思いました…。
でも、大丈夫っ! て言ってもらって安心。破水したらお腹の痛みもMAXになり、今までに感じた事のない子供が外に出ようとしている感じ! 早く出ておいでー! イタイー! って私も夢中でした! でも「慌てすぎて力入れない!」って言われ、先生のかけ声に合わせて力を抜いたらオギャー! 産まれました! 三人目にして、初めて出産した人みたいでした。私…。
産まれた事に本当に感謝しました。うれしくて、うれしくてさっきまでのイタミは全部忘れちゃいましたね…。
へその緒は、私も主人も怖くて切れず、胎盤は私だけ見せてもらいました。私のお腹の中にあったんだと勉強になりました。上の子の時は、ゴミ箱に捨てられたところを見てなんかイヤな気分になったのを覚えています。三人目にして初めての体験ばかり。そして初めて自分の力で産んだ様な気持ちになりました。いろいろありましたが、武田先生のもとで出産する事が出来て本当によかったです。
入院中の食事もサイコーでした。なごり惜しいです。もしも4人目…の時は、よろしくお願いします! 皆さんのいろいろなアドバイス、とってもうれしかったです。