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2014年10月3日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2014年10月3日

公開日:2015年06月24日(水)

「いつか2人目を授かる時は、その時は違う病院で…」という事がずっと頭にあった1人目の出産。
1人目は総合病院で、深く何も考えず受診して出産となりました。待ち時間は2時間以上なのに診察は5分弱。質問すれば教えてくれたけど、全て流れ作業的な感じ。お産も予定日超過のギリギリまで待っても産まれず、入院から促進剤での出産でした。結局、子宮口も8センチでとまってしまい、赤ちゃんの心音が下がったり、状況が悪化したため8センチのまま無理やり吸引分娩。
その時、初めてお目にかかった女医さんが「私の力じゃムリ」と顔をしかめっ面されたのを、4年たった今もはっきり覚えています。そんな1人目の出産だったので「2人目はもっと心のある所で」というのがありました。YMCは、実際に出産した友達等はいなかったのですが(後に同じマンションママが出産していた事が発覚)ネットの口コミや友人の友人の話などで好印象を持ち、初診予約の電話をしたところ、サッパリした感じ。入園前の上の子も連れての診察は大丈夫か確認すると「大丈夫よー。家族みんなで気楽においでー」と、今思えば智子先生だったんだと思いますがすごく安心させてもらい、その瞬間、ここで産もうと決心しました。

妊娠中は大きなトラブルもなく、予定通り仕事も続けられ、順調なマタニティライフでした。ただ、初期からずっと腰痛に悩まされての妊娠で、毎回智子先生や助産師さん方々には声をかけて頂いたり、診察ベッドからすら起き上れない私を介護してくださいました。(笑)何とも言えないアットホームな診察で毎回来るのが楽しみでした。
今回は、9月25日予定日でしたが9月27日長男の初めての運動会があり、どうしても運動会に行きたかったため自分の中で予定日は、9月28日と勝手に思い込んでの妊娠生活でした。毎日毎日「お兄ちゃんの運動会終わったら会おうね」と言われ続けた次男くん。約束を果たしてくれました! ありがどう。
がしかし、今度はでてくる気配がない。散々待たせておいて勝手だけど、今度は早くでてきてー。3日診察時に何もなければ下剤を飲んで腸を刺激、それでもダメなら…入院の日程まで決まってしまいました。予定日超過してからの日々、日が経つ事に少しずつイライラしてきたり、開き直ったりと自分をコントロールするのが大変でしたが、出産前日は「もうどうなってもイイや」と、とにかく歩きました。夜もマンションの1階から9階まで何度階段登り降りした事か。そのまま疲れて即寝し、翌日午前4時にお腹の違和感で目が覚めましたが「どうせまた…」という諦めで眠気に勝てずまた寝ました。
5時、6時と目が覚め、6時に『おしるし』が、「やっとだー!」という喜び。
8時YMCに到着してみると子宮口3センチ。6時から3分位で弱い陣痛が来てたので、そのまま入院。あっという間に弱かった陣痛が強くなり…、でも1人目の時の子宮口が開かなかったという辛い経験から「まだまだだろう」と思っていました。菅谷さんもずっとずっと側にいてくれ、全身をさすってくれ、本当に心強かったです。パパなんかよりはるかに。ちょっとどこかへ行かれてしまうと「早く来てー」と言うのが私の心の叫びでした。
菅谷さんが「今日の潮の流れはねー」なんて教えてくれ「午後1時30分頃に変化があればいいねー」なんてサラッと言ってたのでサラッと聞き流していたら…、「痛い痛い。うわっ破水するかもー、破水したー」と思ったら「よし分娩室行くよー」「もう?」時計をみたら午後1時30分過ぎ! ビックリ!
「何コレすごーい!」と痛いはずが、すごく冷静になれました。分娩台に乗っても時間かかるだろうと思っていたけれど「もうイキんでいいよ」と言われ「子宮口開いてますか?」とまだ全開かどうかを気にしていた私。「大丈夫だよー。」と智子先生、菅谷さんのちょっとあきれた声。安心して産ませて頂きました。立ち会った長男くんも「かみの毛見えたよ」「お顔でたよ」と実況中継してくれたのにはビックリです。
産後の生活も実家に戻ってきたようで快適そのものでした。ここにいらっしゃる智子先生はもちろん、助産師さん、スタッフのみなさん、とっても温かい心を持った方々で、人として尊敬できる人ばかり。私も心のこもった、温かい心を持った人になりたいし、我が子たちにも人の気持ちに寄り添える子になって欲しいとしみじみ思いました。人は人に支えられて成長していくんだな。人との関わりをもっともっと大切にしていこう。食事がすんごーくおいしかったです。レシピ知りたかったなー。