メニュー

2014年8月6日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2014年8月6日

公開日:2015年06月24日(水)

また、このノートを書くことになるとは思いもしませんでした…(笑)
今回の妊娠が判明する前、昨年の7月に胞状奇胎で流産しました。もう次はないかな…と諦めつつ、気持ちのどこかで最後の妊娠が流産でいいの? と思ったり。そんな中でまさかの妊娠。驚きながらも、やっぱり嬉しかったです。今回は経過が順調だったので、産むのはYMCしか考えていませんでした。智子先生に連絡したとき案の定、驚かれました。まぁ、4人目の時も驚かれたので予想はしていましたが(笑)

毎回の健診もリラックスして受けることができ、体重増加や筋力の低下等、年齢や出産回数とともにリスクも増えることを意識して過ごしていました。妊娠9か月ごろから、お腹がよく張り、疲れたら休むことを心がけていました。(上の子たちの学校や幼稚園の行事で、動くことが多かったので仕方ないのですが…)
無事に37週を迎えたときは、先生と共に拍手(笑)さて、あとはいつ出てくるか…と待っていましたが、せっかく予定日が夏休み中(8月8日)なので、上の子たちも立ち会って、家族で赤ちゃんを迎えたいという願いがでてきました。そうなると、7月中は個人面談やプール授業、さらに夏季保育などで忙しい。じゃあ、やっぱり8月で! なんて家族のわがままをお腹の中で聞き続けた赤ちゃんは、6日を誕生日と決めたようでした。

6日の午後、腰にズン! と響くような感触があり、そこからいつもの痛みと違う感覚。時間は不規則でしたが主人に電話して、早めに帰ってきてもらいました。ドキドキしながら時間を計り支度をし、15分間隔でYMCに電話。子どもたちと一緒に車に乗り始めたときには、なぜか8分間隔…。YMCに到着し内診してもらうと、先生がニヤリ(笑)7cmとのこと。「えっ! もう?」という感じ。
そこからは、だんだん強くなる痛みとの戦い。分娩台に上がって、しばらくして破水。どんな体勢が楽か聞かれても「よくわかんない」と答えるのが精一杯。最後は、子どもたちも呼んでもらい(娘は寝ちゃってましたが…)頭が出た! と思ったのにそこからが出てこない。とにかく痛くて痛くて…半泣き状態でした。で、やっと出てきたのは大きな赤ちゃん。泣き声がしなくて不安でしたが、へその緒が巻きついていたとのことで、すぐに対応してくださり、無事に泣き声も聞けました。先生や主人が「デカイな~(笑)」と…体重3830グラムでした。
うちの子どもたちは、長男の3030グラムを皮切りに、毎回200グラムずつ増えて産まれてきていたので、予想はしていましたが、小さい私の身体(147センチ)から出てくるなんて驚きです。上の子たちは、痛みにたえてる私の姿を冷静に見ていたようです。立ち合うことで、何か感じてくれたら良いのですが…。

産まれる前から名前は考えていたので、産まれてすぐ上の子たちは呼んでくれていました。上の子たちのように優しい子に育ってほしい、との願いを込めて名付けました。
入院中は、のんびり上げ膳据え膳生活を楽しませて頂きました。年齢や体力的にもう出産は無理ですが、2人目から5人目まで、ここで出産できて本当に良かったです。そして、後悔せずに最後のお産ができたことに満足しています。まさか自分が5人の子どもを持つなんて、夢にも思いませんでしたが、これからもマイペースで家族で楽しく成長していきたいと思います。