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2015年5月27日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2015年5月27日

公開日:2016年01月27日(水)

1人目は産婦人科での出産でした。特にすごい不満があったわけではなかったのですが、1人目の両親学級で、自宅出産や助産院のことを知り、陣痛で苦しい時に1人ぼっちにされることがない、おっぱいをよくみてくれる、上の子もずっと一緒にいれる、その希望が通るので、産婦人科じゃないところで。と思っていました。
はじめは自宅出産で! と強く思っていたのですが、こちらの存在を知り、とにかく見学しよう、と思い行ってみました。すると、武田先生の明るくはっきり物を言う感じ(スミマセン)がとても安心感があり、不安なことも先生に相談すると大丈夫と思えて、先生にお世話になりたいと思いました。
健診の時には、夫と上の子も毎回一緒に来れて、騒いでご迷惑おかけしましたが、家族みんなで新しい命を迎える大事な時間だったと思います。

36週の時、陣痛とはやや違う腹痛があり、一度先生のところへ行きましたが、なんとか37週までお腹にいるように安静にして!と言われ、私は早く出したいし、家族3人で毎日やっていた朝の散歩ができなくなるのが嫌で“生まれてもいいのになぁ~”なんて思いました。でも先生のところで産めなくなるのが一番イヤだったので、37週になった時には、よくガンバった! と赤ちゃんを褒めました!
1人目は38週で産まれたので、2人目はさらに早く産まれるだろう! いや産まれる! と変な自信があったにもかかわらず、あっさり38週を終わりを迎え「もう出て来たい時でいいから、待ってるからゆっくりでもいつでもいいよ」と赤ちゃんに伝えるようになって、ちょうど39週に入る夜、生理痛のようなものが来ました。
最初は、臨月に入ってから再発して苦しんできた痔が痛いのかなーと思っていたら、どうも定期的な間隔なので、もしかして…という感じ。とりあえず、会社から帰り途中の夫の帰りを待つことに。

時計で測ってみたら、すでに5分間隔でした。先生に電話をすると、1時に来なさいということで、寝ている長女を起こし、先生のところへ。内診をしてみると、まだ2センチ位とのことで、一度部屋で待機することに。開くのを待っている間、夫がさすってくれたりしたのですが、力とポイントがイマイチ。「手が痛い」「眠い」イライライライラしてました(笑)
ようやく子宮口が9センチ位になり、部屋を移動したころで菅谷さんが来てくださり、呼吸のかけ声をかけていただいたり、力が絶妙、ポイントピッタリでさすっていただき、イライラ解消。安心して、その時まで頑張れました。ここでなかなか赤ちゃん降りてこず、苦しいだけの時間が続き、菅谷さんが「座ってみよう」とおっしゃって、姿勢を変えると、一気に赤ちゃんが下にきてくれました。
最後の最後は、急なイキみたくなる感じが大波できてパニックになってしまい、痔があるからイキんじゃダメ! と言われてたのに「ムリ~! 痛い~!」と、しっちゃかめっちゃかの中、赤ちゃんが出てきてくれました。立ち会った夫も動画とる余裕もない程、あれよあれよで出てきて、今となっては笑い話ですが、おマタも痔も無事で本当によかった(笑)

入院中は、夜は夫、長女みんなでお布団で寝て、ごはんを食べ、心配だった上の子と一緒にいられてとてもよかったです。日中は赤ちゃんとゆったり過ごせ、台所からスタッフの方や先生の声が聞こえたり、家のようでとてもリラックスしていました。特に3食のごはん! 丁寧に時間をかけて作られいて、そんなごはんを毎食食べられる幸せ、愛情を感じ、いただいた愛情を子どもに返していこうという気持ちになりました。

健診中、陣痛の最中にかけていただいた声、手、入院中の時間、子どもだけでなく、上の子も私のこともよくみていただき、本当に感謝です。家に新しい家族と帰るのは嬉しいのに、実家を離れるようなこのさみしさ…。武田先生って、自分のお母さんのような方です。だからなのか産後のせいだからか涙が出ちゃいます…。
これからも実家のような気持ちでお世話になりたいと思います!

役立たずの夫です。
今回のお産は、1歳8か月の娘とふたりでどうしよう! 何とかなる! 根拠のない自信があったけれど、実際に産後を想定して家事をしてみると、その大変さが…。カミさんの考えで、ココ武田助産院で生むことを決めると自分なりにイメージが出来てきました。
出産後、仕事を有給休暇を取ることができるようにしていたのですが、出産当日はどうする? そんな不安をよそにお腹の子は深夜から陣痛、遅い晩ごはんを流し込み、無事家族をYMCに。そこからは、何もできない自分が歯がゆく、娘の子守に専念するしかありませんでした。皆さまのおかげで11時半頃、無事出産出来ました。出産を動画に残すことは、自分の役と思っていたのに、娘をダッコして見せるのが精一杯でした。
ここでも役立たずです。
出産後の4日間、和室でリラックスしているカミさんを見て安心しました。娘もず~っと一緒に寝ることができ、本当に助かりました。今、これを書いている時、さわやかな風が部屋を流れ「避暑地に来ているみたいだね」と言ったカミさんの一言が、この出産がすばらしかったことを物語っています。
今晩から大変ですが、60点くらいの夫(100点は諦めています)を目指して、出来れば80点と言ってもらいたいですが、頑張ります。
娘が人形よりも恐竜に興味があることにビックリしました。夕方から朝まで、1階の滑り台、おもちゃを独り占めできて大満足のようでした。武田先生を「シェンシェー、シェンシェー」と慕っている娘、はじめは怖がっていたのに…。本当にここで良かったと思っています。