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私の出産記 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

これまでに当院でお産をした方の感想や、奮闘の記録をご紹介しております。

当院でお産をした方たち

2021年3月12日

公開日:2022年07月15日(金)

 ―武田助産院との馴れ初め―

 上の子2人は、里帰り出産をしたため、選択肢は総合病院か個人病院。そのため個人の産婦人科で出産をしました。出産はもちろん分娩台、入院中もいろいろなスケジュールが組まれ、ゆっくりした記憶がないな…と。

 そして助産院を希望した1番の理由が産まれてすぐ母子同室がいい。上の子の時は、産まれて少し抱っこして、そのまま新生児室へ…。次に会えるのは24時間後という寂しい経験をしたので、せっかく授かった3人目! 自分の望むお産をするぞ! と家から近い助産院を探し出したのが、武田助産院との出会い。

 そして、気付けば武田さんで産んだ友人が周りにたくさん!(笑) 実は助産師として武田さんにいた友人までいたという…。


 ―今回のお産―

 予定日が19日だったので、16日(休校)に長男とデートの約束をしていました。しかし、12日の朝「どうしても学校を休んで、ママといたい!」という長男。まぁいいか…と学校を休んで、彼のやりたかったことをやるデートへ。

 14時くらいにお腹が張るものの、すぐ治まったので特に気にすることなく次男のお迎えへ。16時ごろから新しく買ってきたブロックス(卓上ゲーム)を子どもたちと始めると、おや? お腹がちょくちょく張るぞ! と気付く。

 痛みが強くなってきたら陣痛の可能性があるな…と張る時間をメモする。あれよあれよという間に16:30ごろにはゲームの手が止まるくらいの生理痛くらいの痛みになり始め、すぐ母と夫に連絡。

 とりあえずお風呂に入ってリラックスしてこよ~とお風呂に入り、出たタイミングでおしるしあり。

 すぐに武田さんに電話すると1時間後の「18:30までには来てね! 前回早かったからなー」と言われ、ばあちゃんと夕食を食べる息子たちに「いってきます!」をして武田さんへ。

 この時の痛みはまだまだ「フー」ってとこ、何とかなるくらいだったけど、間隔は5~10分くらいで定期的にきていた。が…内診してもらうと「子宮口1センチ開いてる? まだ高いなー」と先生に言われ、一時帰宅が頭をよぎる(笑) モニターをつけると陣痛はしっかりきているし、定期的だし、和室に案内してもらう。間もなくしてパパが到着。実は「12日はめちゃくちゃ忙しいから、この日だけはカンベン!」と何度も言われていた我が子(笑)見事にこの日を選んできた! 仕事の話を聞いていたが陣痛が強くなってきて、途中から無視(パパごめん…笑)腰をさすってくれる中、武田先生が着々とお産準備をしていって下さる。

「好きな体勢でいいよー」「上手! 上手!」と励まして下さり、何とも言えない安心感に包まれると…いよいよ陣痛が本格的に!「う゛ー痛いよー」と言う私の背中を先生の力強く温かい手がその痛みを和らげてくれる。「フーウン!」「フーウン!」と横から手を握りながら声をかけてくれるパパ。そして腰をずっとさすってくれる助産師さん。

 全てに身をゆだねると赤ちゃんが降りてくるのが分かった。すごいスピードとパワー。最後はいきみたくなると「大丈夫よ、いきんでも」「力入っちゃっても大丈夫」という声に任せていきむと、頭が出そうな感覚が! 頭が少し大きくて(笑)何度かいきんで出てきてくれた赤ちゃん。

 産まれてすぐの我が子を胸に抱ける幸せにただただ浸って…。この瞬間の幸せ、そして産前産後とサポートして下さった先生や助産師さんには感謝でいっぱいです。


 ―これまでを振り返って―

 3人目にして初めて『つわり』や『逆子』を経験。先生からのアドバイスなどを通して、自分の身体に向き合った時間だったと思う。『冷え』をテーマにこれからも自分の身体の声ちゃんと聞いていこうと思いました。

 私は武田助産院でお産ができたこと、すごく幸せだったと思う。この安心感の中、お産できる環境、スタッフの方…病院では味わえなかった。本当に幸せな時間をあの一瞬で経験させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。いつか恩返しができるといいな。みなさん書いてるけど…ご飯も最高においしかったです。「こんなに食べれるかな?」って思ったけど、ペロリ(笑)産後のおにぎりは格別の味でしたー! 思い出しただけでも幸せな気持ちになれる…(笑)

 

 

2021年3月6日

公開日:2022年06月17日(金)

 私がここで出産したいなと思ったのは、たくさんの友人がここで産んでいたこと、みんなとても良かったと言っていること、このコロナ禍でも健診の時の上の子OKなことや立ち会い出産も可能なこと、などで決めました。妊娠中ここで産んだよという人に何人出会ったか。笑とてもご縁を感じていました。
 上の子は予定を1週間過ぎて何の兆候もないところで入院し(病院の方針)、促進剤3日間+バルーンで子宮口を広げるというとてもしんどかったとう記憶の出産で、今回は自然に赤ちゃんが出てきたい時に産んであげたいなと思っていました。
 2人目だから早くなるのかなーとか、でも予定日の次の日が上の子の卒園式でそれには出席したいな―などと思いながら、3月4日上の子のお泊りキャンプのお見送りに行き(朝6時ととても寒い中、外にしばらくいたのが今思うと冷えたのかと…)、ここぞとばかりに入院準備やいろいろな用事をしたりして過ごす。

 →5日早朝4:20頃尿意のようなものを感じトイレへと階段を下りている間にダラーッとズボンが濡れる。破水したな…と妙に冷静な自分を便座の上で感じたのを覚えています。そして徐々にどうして良いか分からなくなり、朝からすいませんと思いながら4:40頃武田先生に電話。6:00に来てー。といつもの通りの先生の声に安心し、家の片づけをして向かいました。

 内診やモニターチェックなどをしてもらい、陣痛がまだまだだから、一旦家に帰ってごはんとか食べておいでと帰宅。

 

 陣痛がきたら間隔を計らねば! と時計を横にごはんを食べそして少し眠たくなったので横になる。起きてまた間隔を計っていると15分~20分ぐらいの波を感じる(今となってはまだまだ弱いものだった)。

 横では破水したのに陣痛来なくて大丈夫なの? と不安をあおるパパ…まるで初めてのお産のように、自分でつく陣痛の強さが分からず焦る時間でした。

 お昼頃に武田先生から、階段の上り下りをすると良いよと電話をもらい、何度も1階と2階を往復し家が片付きました。笑


 そして16:00頃、キャンプから戻ってくる上の子のお迎え時間の関係で、次パパに送ってもらえるのが19:00頃になるなというところで弱いものの10分間隔を切ったので武田先生に電話。じゃあおいでーと言ってもらい、到着後モニターをつけると陣痛おさまる…横になるとおさまるのか? なんだ陣痛って…と早く来ておくれと思いながら院内の階段を上ったり下りたり。

 そうこうしている内にキャンプから戻ってきた上の子とパパが合流し、みんなで晩ごはんを食べる時間を持てました。ごはんの後、おっこれは! という痛みが続き先生にその旨を伝えると慌てて出産準備に。そして菅谷さんと4月から新しく入る方(すみません、名前が…)に電話してお呼びすることに。20時か21時か…今思うとまだまだ掛かる早い時間にお呼びしてしまいすみません。

 その後ムラのある痛みに、ちょっとまだ運動だねーと再び階段をやろうかとウロウロ。

 しばらく歩くと立ち止まってしまうくらい痛いし、でも休憩するとおさまるし、昼からずっと階段やってるし身体も疲れてきてるし、先生2人も呼んじゃって申し訳ないし…などと気持ちが弱くなった時間でした。その夜中に2階の廊下の窓から見ていた外の駐車場の景色は、とても思い出深いです… そんな中で階段の上や下、廊下で立ち止まる私に寄り添い腰のマッサージや身体に手をあてて下さった2人の先生にはとても励まされました。
 日をまたぎ3月6日になり、疲れ果てた私に足湯をしてくれたり、ちょっと横になる? と分娩台に横にならせてもらい1時間程うとうとする中で、徐々に痛みが強くなり、その度に腰に手をあててくれる菅谷さん。もうろうとする記憶の中で何度もありがとうございますと心の中で言っていました。実際の声は、「ヒー」とか「フー」とか。そして身体の声はゴロゴロ…。なんとお腹が空いてきました。

 その音を聞き、菅谷さんが鮭おにぎりを作ってくれました。

 分娩台の上に座る形でその鮭おにぎりを1口1口と食べていく度に陣痛が。そこにいつの間にか武田先生が現れ、私は左手に最後の1口の鮭おにぎり、右手は武田先生のグレーのカーディガンの肩のあたりを掴んでいたように思います。「陣痛のってきたね!」「フゥーウン!」「そうそうフゥーウン!」という先生の声のみが聞こえているような感覚でいつの間にか和室で寝ていたパパも現れ、これでもかという力で両手を掴み、横向きの態勢になり、陣痛に身を任せ、フーと息を吐き、頭で何かを考えることもなく感じるままにしていると自然といきみ、自然と休憩、頭であれいきみ続けた方が良いのかなと考えてしまうとうまくいかず、武田先生と菅谷さんのどこからともなく聞こえてくる「そうそう」「上手だよ」「フーだよ」「休憩して良いよ」などの声に身をゆだねて、最後、会陰がさける感覚は強烈でそこだけはしっかり「もう3人目はムリ!」と頭が働いてしまいましたが…無事にズルッと産まれて来てくれくれた我が子を胸に抱っこした時は、とてもホッとしたような安心したような温かい気持ちになりました。

 これがお産んなんだなと思いました。
 陣痛がなかなか進まなかたのも、上の子の帰りを待っていたのかなと思ったり。いろいろと頭で考えすぎてしまう私へのメッセージだったのかなと受け止め、出産時流れに身をゆだねることの大切さを教えてもらった気がします。
 長文になり、最後になってしまいましたが、その後の入院生活では他の方がいなかったこともあるのか、まるで武田先生の子どもになったような気分でゆっくり過ごさせてもらいました。すべてのスタッフの方のケアに感謝しています。 退院前夜 記


2021年2月7日

公開日:2022年06月17日(金)

 武田助産院へ初めて電話したのが、駐在先のマレーシアからでした。

 コロナ禍でロックダウンの中、待望の第2子妊娠が分かり、帰国ができるのか分からないまま、とりあえず連絡したのが始まりでした。

 なんとか、母子のみで帰国はできたものの、主人とは離れて暮らすこと、上の子を看ながらの出産と不安な事ばかりでしたがアットホームな雰囲気の武田さんだったので、安心して出産に臨めました。

 途中、逆子と予定日を過ぎてもなかなか陣痛も来なくて、別の病院で産むことになるのかなと思っていたところ、陣痛が! と思ったらフライングで数時間で帰宅。

 翌日朝にようやく陣痛が来て、母に付き添ってもらい武田さんへ。…が子宮口3cm…。

 

 ふるさとステーションまで30分かけて歩いて行きました。その間、30秒ごとに来る割と強めの陣痛に気が遠くなりそうになりましたが、散歩中は母が励ましてくれたので頑張れました。

 その後、陣痛の波が来た時は、菅谷さん、武田さんがたくさんさすってくれて無事、子宮口全開は良かったものの、へその緒が赤ちゃんに巻いていて、なかなか出て来れませんでした。

 何回も何回も最大の陣痛の波の中、いきんでようやく出て来てくれました。こんなに寄り添ってくれるお産はないなって今でも嬉しい気持ちでいっぱいです

 不思議なことにもう1人授かれたらと思ってしまう自分がいます。その時はまた宜しくお願いします!

 

2021年1月31日

公開日:2022年06月17日(金)

 学年的には年子だけど、武田さんで長男を産んで約2年。また産みに来ました(笑)

 1月30日の健診で、「子宮口が開いてないからまだだねー」って言ってたら、次の日の朝8時におしるし。血を見たら子宮がキューって痛む(笑)メンタル的な問題かなーと思ったら、間隔が10分を切ってる! でも痛みはまだ全然弱いなーと思いつつも、経産婦は「10分切ったら来てね」って教えられたから一応電話! 「とりあえず来てみよっか」ってことで、武田さんに向かったのが10時頃。着いたのも10時頃。子宮口を診てもらったら6センチ! でも、陣痛の痛みがめちゃくちゃ弱い。

 4、5分間隔だったのが、10~15分に。階段昇り降りも微妙。武田さんに「一回自宅に帰って温かいお風呂に浸かってもう一回来て!」と言われて、自宅に向かってる時に間隔が復活! 家に着いてお風呂に浸かって、すぐ武田さんへGO。16時に武田さんに着いて陣痛は5分間隔。17時、18時頃我慢できないくらい痛くなってくる。

 19時頃に分娩台に上がって、そこからがもう本当に辛かった(笑) 先生たちに言われた通りにいきみまくって、今思えばあっという間にどぅるんって産まれて来た(笑)やっぱり武田さんの言う通りにすれば、本当にすぐだなぁと実感しました!(笑) ちょっとまだ3人目は考えられないけれど、やっぱり次もまた武田さんで(笑)

 

 陣痛中、藤澤さんがずっと背中をさすってくれたり、腰、お尻をさすってくれて、本当に心強かったです。 上の子の時も藤澤さんだったなぁ。その時も本当に支えられました。長男が産まれた時も今回産まれたベビーの時も武田さんと藤澤さんが「よくがんばった」って褒めてくれて毎回泣きそうになります(笑) そしてやっぱりご飯が本当に美味しい。退院した後も何回かふいに「あぁー武田さんのご飯が食べたいな」って思うくらい大好き。今回も美味しすぎました。


2021年1月30日

公開日:2022年06月14日(火)

 長女→市川市の病院で出産。お産のことを病院やお医者さん任せで食っちゃ寝していたせいか難産。産後酷いダメージ。

 次女→大分県で里帰り出産。ここで初の助産院出産。人任せにしないでいろいろ勉強。自宅出産や無介助分娩も検討したが、いろいろあって断念。でも助産院、助産師さんの素晴らしさに感動!

 

 <三女は…>

 前回のお産で初めて助産院でお世話になり、妊婦と赤ちゃん主体の助産院のやり方、助産師先生のドーンとした感じ、包容力、手技、お産に人生を捧げる姿勢に感動! 次回があればまた助産院でと思っていた。

 三女妊娠が分かった時、コロナが流行り出して自宅出産も考えたが、自分には助産院が合っていると感じ、自宅から通える助産院を探す。(今回は里帰りしないで夫のサポートもしっかり受けつつのお産がいいと思い)ネットで武田助産院を探して予約、見学に来てみると大きな川があって緑も多く、道の駅もすぐ近く。

 助産院の建物は前回の助産院と似ていてそれだけでも何だか安心。先生を見て「ね~強そう…めっちゃ頼りになる感じ…!」と思い、少し怖い感じもしたけど「ここがいい!」と思い分娩をお願いした。

 フリースタイル分娩や和室でお産したいことなど、前回、前々回のお産で困ったことなどまで親身になって聞いてくれて、できることは「大丈夫! いーよ!」できないこと(水中出産とか)はキッパリ言ってくれて安心感わく。


 <通ってみて…>

 自宅から(市川市)車で40~50分くらいかかるけど、あまり混まないし苦ではない。道の駅でいろいろ用を足せるものありがたい。武田助産院もやっぱり赤ちゃんと妊婦主体。診察は待たないし、話は親身になってしっかり時間をとって聞いてくれ、その場で解決策を教えてくれる。笑わせてくれる、元気もらえる、すごい。

 前回のお産では逆子(しかも単殿位)で精神的にこたえたので早くから相談すると「冷やさないように!」とのことで、逆子体操、ウォーキング1時間くらい、骨盤体操、レッグウォーマー、お灸、下っ腹と尾骨にホッカイロなどいろいろ教えてくれた。

 でも今回もやっぱり途中から逆子「あなたの身体は絶対的に冷えてる! 前回のお産と何が違うかよく考えて!」と武田先生。前回は35週で最終的に外回転でなおしてもらって以降、頭位だったけど、今回は逆子→頭位→逆子→頭位→逆子→外回転で頭位(38週くらい?)…赤ちゃんてこんなに回るの! とモヤモヤ。私に似てかマイペース過ぎる。

 血液検査では鉄の値が低すぎてまた叱られ…(苦笑)武田先生厳しい。でも何かクセになる(笑)こんなに本気で叱ってくれる人、最近まわりでいない。今考えると、多分、私に足りなかったのは安心感…、1人目2人目の方が冷えも体力も×だけど、心は安定していた。かなあ。それも自分を信じきることで内側から湧いてくる安心感。それは、冷えが解消されていくのと同時に満ちていった気がする。

 不思議。もっと早くから本気で必死こいて先生の言うとーり! に冷え対策頑張っとけばよかった。今ではあんなに冷えてた足先が勝手に温まる時がある。そして頭位で固定。すごいなぁ。全部繋がってる…。あとは小さめ赤ちゃんが出てくるのを待つのみ。武田先生、サポートの助産師さん方にすでに大きな感謝の念が湧く…。


 <今回のお産>

 ところがどっこい、予定日過ぎても赤ちゃん出てくる気配ナシ。お腹のハリ、痛み、オリモノ(ほぼナシ)あまり変わらず。2:30頃電話。「一応来てくれる?」とのことで夫に運転を頼み、大分から手伝いで来てくれた両親に寝ている長女と次女をお願いして出発。移動中、少し痛みが遠のく。

 助産院に到着してから内診すると、子宮口全然開いてないとのこと…ガーン。私は様子見で残り、夫は帰っても良いと言われたけど隣で寝だす。この痛みがまた十なん時間も続くのは嫌だな…と思っていると痛みがまた戻ってきた? お産予定の和室のお布団に横になってひたすら痛みと向き合う。光っている痛みのもと? みたいなものを抱きしめて「大丈夫…大丈夫…」と唱え続けまさに全集中。そうしたらズンズン痛みが強く、下へ下へ。

 横になっていられなくて四つんばいに。ヤバイ…出る! 先生呼んで! とここでやっと先生を呼ばなきゃいけないことに気付く。全集中しすぎた(苦笑)夫は慌てて呼び出しベルとキャンセルボタンを交互に押しまくり、先生も来てくれてから大慌てでお産の準備をお1人で…、呼ぶのが遅くてごめんなさい。

 もう私は無我夢中、でも赤ちゃんが出てこようとしてくれてる感じが産道と出口あたりでよく分かり、先生の声に合わせて、ひたすら「フーウ、フーウ」。やっぱり先生は頼りになる。声が心地良い。夫も隣で体をさすって応援してくれる。お股の部分が気になって触る。さすがフリースタイル。こんなこともできちゃう。頭が少し出てる! 先生のアドバイスを受けつつ体勢を整えていって、ついに出た! はあ~ホッとした…。

 今までみたいに涙は出なかった。すごく冷静? 落ち着いていられて、赤ちゃん小さいな…なんて。急いで来て下さった山下さんに胎盤の説明をしてもらい、触らせてもたったのも良い思い出。今回は先生に言われたこと+スクワット100回、39週まで登山で体力作りしたお陰か、お産直後「それじゃあ、ありがとうございました~」と気分的には帰れそうなくらい元気な自分の体に驚いた。

 しかし、マイベースな赤ちゃん。今まで予定日前後で生まれてきていたので、こんなに待つとは思わなかったけど、2400グラムで本当に小さい子だったので、先生の言うとおり、ギリギリまでお腹の中で育とうとしていたのかなあ。武田先生、山下さん、夫、そして赤ちゃん…本当にありがとうございます。

 

 <入院生活>

 秘かに楽しみにしていた入院生活がはじまる。お産のプロが常に気を配ってくれる中で、至れり尽くせりの生活。心温まる美味しいご飯。入院生活大好きです。

 今回は会陰の痛みもいつもより軽く、尿意もすぐ復活し、残尿感とか違和感も今までみたいに感じない。1人目2人目辛かったのが、ありえない体調の良さ。妊娠中の冷え対策、特に体力作りがめちゃくちゃ大切なことがすごく良く分かった。

 そういえば、お産の時間も今まで2人目とも13時間、今回4時間? 武田先生の「(陣痛間隔)3分をなめちゃいけないね。おーコワ! コワイコワイ(笑)」が印象的。この先生のあっけらかんとしたところが大好きです。それと対照的? と言って良いのか、他の助産師の山下さん、藤澤さん、菅谷さんのきめ細やかな配慮と優しさ…そんな話まで覚えててくれて聞いてくれるですか? みたいなサポートすごいです。最強メンバーです。

 これがお産施設のスタンダードになったら、辛い思いをするお母さんが減って、お産がもっと楽しくなって、少子化対策にもなって、日本が良くなっていくんじゃないかなあ。


 <まとめ>

 今回のお産は、武田先生、そしてサポートしてくださった助産師の方々のおかげで母子共にすごく良い状態で乗り越えられたと思います。本当に貴重な体験をさせていただきました。

 入院生活でたっぷりと甘えさせてもらい、沢山アドバイスをいただいた分、家に帰ってからは、しっかりお母さんしたいと思います。(ほどほど、マタニティブルーにならない程度 笑)

 あと! 武田先生のお料理(器、盛り付け、味のバランスとか献立)本当にすごい参考になって自分のテキトーさを見直したいと思いました。本当に美味しくて毎回すごく楽しみで癒されました。ありがとうございました!今回の産後の目標は『乳腺炎にならないこと』です。


2021年1月20日

公開日:2022年06月16日(木)

 今回3回目の出産で、長女、次女とお世話になり三女もここで無事出産できたんだなぁ…とこのノートを書きながら実感しています。今回妊娠が判明した際も初期は、近くの産婦人科で診ていただき、安定期の手前くらいでYMCへ紹介していただく予定でした。電話で予約した際、久々に先生の声を聞いて懐かしくうれしかったのを覚えています。

 今回3回目の出産で、長女、次女とお世話になり三女もここで無事出産できたんだなぁ…とこのノートを書きながら実感しています。今回妊娠が判明した際も初期は、近くの産婦人科で診ていただき、安定期の手前くらいでYMCへ紹介していただく予定でした。電話で予約した際、久々に先生の声を聞いて懐かしくうれしかったのを覚えています。

 早く助産院の健診へ行きたいな~と思って日々を過ごしていましたが、12週頃つわりが落ち着いていたので、家族で近くのモールへ行き、次女を散々抱っこして動き回っていたせいか、帰宅後に大量出血があり軽い生理痛のような痛みも! 焦って病院を受診。赤ちゃんは元気だとエコーで確認できたものの、切迫流産気味との事で2日ほど自宅安静と言われました。

 上の2人の時はこんなトラブルもなかったので、当たり前のように抱っこおんぶ、妊婦でも関係ないくらいに思ってました。もっと自分の身体(というよりお腹の赤ちゃん)大事にしなくては…と反省させられました。結局そんな事もあり、病院で経過を診るためYMCでの初回健診が少しのびました。

 武田先生に電話で事情を伝えると「も~何したの? 頼むよ~!」と言われ、これまた懐かしく早く助産院へ行きたい気持ちになりました(笑)。その後は出血もなく、相変わらず冷えや逆子で上2人の時と同じようにお灸や温活をするように健診の度に言っていただき(自分ではやっているつもりなんだけど、全然温まってない冷え性体質)

 逆子も30週くらいで治まってくれて、食べづわりによる体重増加が半端なかったのですが、それ以外は順調な経過でマタニティライフを過ごせました。がしかし、35週のみらいでの検診結果を待って36週のYMCでの健診の際に「子宮頚管1.5センチ! みらいで何も言われなかったの?」と武田先生にビックリされ、言われて初めて事の重大さに気付く!(汗)

 そして後期に入り、初期の出血の事もあったのに気が緩んで、2歳の次女を抱っこして家中を歩いてたり、いろいろ重いものを持って(買い物とか)何気なく過ごしていた事をまた反省…。37週未満なら早産になっちゃうし、今回のベビーは小さめと言われていた事もあり武田先生にいろいろ注意され、ようやく気を付けなくちゃ! という気持ちになりました。

 

 上2人は40週過ぎても全然出る気配なかったし、1月はYMCもお産予定の方が多いと聞いていて、お産が重なりすぎてYMCで産めなかったらどうしよ? それより赤ちゃん小さすぎてみらいに行く事になったら…と考え、予定日(2/1)までは日々の生活を気を付けなくちゃと思い、夜中お腹が張るのでカイロをあてて寝てみたり、仕事の時間や日数も調整してもらい、家族にたくさん協力してもらい、何とか37週を無事に越え38週を迎えました。

 37週健診では先生にも「何とか持ちこたえたね~」なんて言われたので、安心してまた油断してしまい…38週を迎えた日に、子どもたちと3人でイオンモールへ。「赤ちゃん産まれる前の3人の最後のデートだね~」とか言いながら気付けば結構歩いてた! その日の夜には初めてお腹の張りではなく、陣痛っぽい痛みが! これはやっちまったと思い、間隔を計りながらドキドキしてましたが、結局途中おさまり前駆陣痛でした…。

 次の日は何事もなく、過ぎていったのにその翌朝5時、何か出た…と思ってトイレへ行くと鮮血が下着に!「おしるしー!」上2人も出産当日のおしるしだったから、これは絶対今日産まれる! 早い…、38週なのに…、ごめん…と思いながらもドキドキで入院用のカバンのチェックをして、陣痛カウントし始める。

 経産婦だしすぐ出てくるんじゃないかと焦ってたのに、不規則な陣痛しか来ず…。今YMCに電話して行って帰ってくるってなってもな~と思い、陣痛を今か今かと家で待っていました。おしるしも来てるけど、陣痛を促していいのか(38週だし)分からず、今思えば先生に電話して相談すれば良かったですが、家のソファーでずっと横になってリラックスしてると「ママ、赤ちゃんまだ産まれないの? 何で病院行かないの? 早く赤ちゃん出してきてよ~」と赤ちゃんに会いたくてたまらない長女にずいぶん急がされました(笑)そんなこんなで昼が過ぎ、夕食を食べようと皆で食卓を囲んだ18:00頃、さっきまで30分になったり15分になったり、だった陣痛の間隔が突然10分を切り7分~8分間隔が5回くらい続き、これは! ようやく! と思いYMCへ電話! 武田先生から「今すぐ来て~」との事で、急いでパパの運転でYMCへ。

 子どもたちも「ママ! 早く! 早く!」と準備を手伝ってくれ、おばあちゃんと「行ってらっしゃーい!」と元気に見送ってくれました。19:00頃、到着し子宮口は8センチ開いてるとの事。陣痛も10分切った時からすでにお尻の方に圧を感じる痛みだったので、もう1時間くらいで産まれる? と勝手に期待していましたが、意外にもそうでもなく…お部屋のソファーの上で四つん這いの姿勢になりながら、パパに背中をさすってもらったり、戸田さんに様子を見てもらいながら気付けば2時間程経過していました。

 21:30頃もうかなり痛みも辛いし、いきみたい感が出てきたので、分娩室へ移動。毎回分娩台でどの姿勢で陣痛を耐えるのか、楽なのかと痛みから逃れたい一心でコロコロと姿勢を変える私をその度に先生も戸田さんもクッションを置いて下さったり、体勢を整えて支えて下さいました。結果、横になって陣痛の強い波が来た際、思いっきりパーン! と破水してしまい破水した時用に準備して頂いていたナプキンとか関係ないくらい思いきり汚してしまい、先生たちも片づけやらワタワタしている間に、あれよあれよと強いいきみ感が出て「やっぱり仰向けで!」と私がギリギリになって変更。

 仰向けにして頂きもう一度「フーウン」も息を吐いているというより言っているだけ(笑)なぐらい、自分でも痛すぎて先生たちの声を必死に聞いているのになかなか身体は言う事聞かず、訳分からずな状態でしたが「股がちぎれそ~!」と思うくらいの痛みになり(あっもう…おわるー!)と希望が見え次にはオギャーと出て来てくれました。

 いろんな喜びが込み上げ、赤ちゃんを胸に置いてもらい号泣でした。この瞬間、3回目ですが、本当に人生で最高の気分な気がします。それもここで先生や助産師さん、主人の立ち会いでの支えがあってそう思えるんだと心から感じます。コロナで2度目の緊急事態宣言まで出されている中、立ち会いを許可して下さり、本当に最後まで辛いんだけど、不安とかは一切なく、安心でき感動できる出産でした。

 周りの友人、知人は初産で立ち会いNG、面会?Gの環境で病院で産んでいたので、本当にこの痛みに1人で耐えるなんて…凄すぎる…との思いと同時にYMCで出産ができた自分は何て幸せなんだろう…と思ってしまいました。出産の時、心配していた脱肛も戸田さんにずっと押さえて頂いてたお陰か産後は痛みもなく、赤ちゃんがなかなか上手におっぱいを飲めず諦めて寝てばかり(よく寝てくれて有難いけど)でしたが、菅谷さんに飲ませ方を指導して頂き、上手に飲んでウンチもよく出るようになりました。

 上2人のお姉ちゃんたちも面会に来ることができ、赤ちゃんを可愛がる様子を見ながら母はまた幸せな時間を過ごせました…。相変わらず武田先生のお食事は愛情をたっぷり感じる美味しさで、とにかくこの入院している時間もとてつもなく幸せでした…。

 とても長くまとまりのない文章になってしまいましたが、今回も本当にお世話になり、ありがとうございました。この感動を胸に大切な新しい家族と上2人の可愛い娘たち、3姉妹の育児をがんばっていきたいと思います! またいつかお世話になる事も! あるかと思うので、その時もぜひよろしくお願い致します。


追記:この体験記、いろんな方のお産の経験を知ることができ、毎回とてもためになり感動してしまいます。いつか書籍化して欲しいです(笑)そしたらもちろん買います!(笑)

 

 

2021年1月20日

公開日:2022年06月14日(火)

 今回は二人目の出産でした。長男出産の際、別の助産院で予定していましたが、いざ陣痛となるとけいれん失神を起こして緊急搬送となってしまいました。普通分娩だったものの、今回も同じことが起きるのでは…と、とにかく不安で、ただ何かあったら先生の見立てを信じるので、どうぞ送って下さい! と覚悟を決めていました。
 朝8:00におしるし。でもまだだろうなーこの間の健診で子宮口高いし、まだ硬いって言われてたし~と余裕をこいているとすぐ痛みが。13分間隔から始まり、あれよあれよと5分に!

 9:00にYMCへ電話。「おいでー!」と言ってもらい急いで出発。40分の道程で痛みは強くなっているものの7分、8分と間隔はひらく。この時はまだ帰ることになるかもよーと軽口を叩いていました。

 10:00到着。6センチ開大。NST後、移動した和室で陣痛はすぐ夫にお尻を押してもらわないと耐えられない程に。3、4回やり過ごしてまたすぐ分娩室へ。内診で全開大。

 

 横向きで夫と息子に手を繋いでもらいながら挑みました。あーあー言いながらいきみを逃していると、「いきみたくなったら力入れていいよ!」と言ってもらったのですが、最後出す時までひたすら逃がすと思っていたので、「え! いいの?」と(笑)。

 でも先生が、「フーゥゥーウン!」と一緒に声を下さっていたので思い切って力を入れることができました。「また少し下がったよ!」「また降りて来たね」「そう上手! 今の向きに!」と都度、武田先生や戸田さんに声をかけてもらえたので、頑張れたしすごく安心しました。もうここまできた、はさまってる、もどった、もうすぐ会えると体でもしっかり感じ取れて不思議でした。

 怖がったり泣いたりするかもと思っていた息子も、うろちょろしながらもしっかり手を握って夫と一緒に応援してくれました。

「次で出るよ!」と力強く言ってもらえて、めちゃくちゃ気合入りました!(笑) 同じく息を吐きながら力を入れて数回すると、フッと全てが楽に。頭が出たのか、その時は脱力すぎて何を言われたのかも覚えていないのですが、引っ張ってもらって赤ちゃんの体が全て出てきた感覚だけすごく鮮明でした。赤ちゃんの産声と夫の「泣いた!」と言う声で我にかえると、お腹の上に赤ちゃんを載せてもらえました。
 今回は10日早かっただけで大きなトラブルなく産めたんだと思うと、とてもホッとしてYMCで家族と先生方に笑顔で赤ちゃんを迎えてもらえて幸せです。息子が分娩室で歌ってくれたハッピーバースデーは一生忘れません。
 今、入院2日目ですが、息子出産時入院した総合病院のように予定がいっぱいであわただしく過ぎるようなことはなく、赤ちゃんとゆったりとした時間を過ごせています。退院したら息子と娘にもみくちゃにされる日常が待っていると思うので、今だけは束の間ゆっくり赤ちゃんと向き合って穏やかにいられて嬉しいです。
 8月からお世話になって長いつわり、冷え、逆子、体重などいろいろ心配は尽きませんでしたが、無事ここで産み落とすことができました。武田先生をはじめ、YMCで励まし支えて下さった全ての方、尊い経験を大事に、こらからの生活も頑張ります!

 


2021年1月17

公開日:2022年06月14日(火)

 最後の出産、3回目にして私たち家族にとってとても貴重な時間となり感動しています。1人目、2人目は予定日前に陣痛が来て車の移動中にどんどん進んでいって、ここに着く頃には「生まれる~」というドタバタ出産でした。

 2人目の時は、ほんとうにギリギリで先生から今回は早めに来る様にと念を押されていました。そのおかげでまるで小旅行に皆でやってきたかのような一日でした。

 

9:00 おしるし発生 すぐ規則的痛み出現

9:30 先生に電話のち急いでご飯を炊く

10:40 いざ出陣

11:20 武田助産院着 内診、子宮口は…5cm開

11:40 皆で道の駅まで散歩に出かけ大好物の草餅を入手

12:30 陣痛10分程になってきたので帰院し部屋で昼ご飯

14:00 まだ出そうにないのでせっせと階段昇り降り、四つんばいハイハイ、おしり歩きを積極的に

16:00 相撲をTVで見せてやりたかったので念願叶う、母は階段2往復で部屋に戻りうずくまる

17:00頃?分娩室へ

18:14 お誕生


 背中をさすってくれた長男、苦しそうな母や出血をみても動じない長女、景気づけの草餅、絶対に握り潰してはいけない夫の手。(夫はギターを弾いて教えての仕事をしています)

 生まれてから母ちゃんと目が合った時の長男の顔…、忘れない(たぶん)
 今回の反省点は…

 ①2人いると十分な運動ができてなかった。予定日3日前くらいに気付いてようやくいろいろ始める始末

 ②低体重だったのでもう少しカロリーをとった方が良かったのか?年のせいか…
 側にいてくれた家族、尊い体験をさせてもらえた武田助産院、そして35歳から5年間で3人の出産を自然な形でできる身体をくれた母に感謝致します。


2021年1月13日

公開日:2022年06月14日(火)

 今回は3人目の出産でした。上の子たちも助産院で産んだので助産院でないと不安で探した結果、武田助産院に決めました。私はテキパキできる方じゃないのでハキハキ言ってくれる先生が合っていました。
 3回目の出産だったけど2人目の時から少し間があいたので不安もちょっとありました。でも健診でもたまに太りすぎ、逆子と言われて心配することがあっても、前もあったから大丈夫かとそれほど気にしてはいなかったです。前の妊娠中と違ったとこは、運動不足だったのか腰周りと恥骨らへんがずっと痛かったことで、妊娠中の適度な運動はすごい大切だなと感じたのと早く産んでスッキリしたいって気持ちが強かったです。
 12月後半くらいに先生に内診してもらって「子宮口がびっくりするくらい硬い」みたいなことを言われて少し焦り出しました。上の子は2人とも予定日前に産まれたから予定日は過ぎないだろうなと思い込んでいたから、もしかしたら過ぎちゃうパターンもあるんだなって感じでした。

 それはさすがに大変そうと思い予定日1週間前頃から1時間歩くことと階段昇り降り30分をできる日はしっかりやりました。そしたら日に日にお腹もよく張るようになってきてお産のために大切なことだったなと実感してます。

 あと子宮口をやわらげるためにもらった漢方も美味しくなかったけど頑張って飲みました。その努力が実ったのかわからないけど、そう思いたいくらい軽いお産になったので、頑張っておいて良かったなって思います。先生にヤバイと焦らせてもらえたことがきっかけで行動できました。
 出産はやっぱり痛かったけど、それでも産んだ時の達成感とか幸福感は自然に涙が出るくらいにすごかったです。
 新型コロナ感染症で大変な中、上の子を連れて検診に来られたり、お産の流れもとてもスムーズで良かったです。


2021年1月11日

公開日:2022年06月14日(火)

 まだ妊娠前に助産院で出産した友人からその時の話を聞き、漠然と自分も妊娠した際には助産院で出産をしたいなぁと考えるようになりました。いざ妊娠したことがわかり近所に助産院がないか探したところ(市川在住)近くには残念ながらなく、武田助産院が一番近い助産院でした。毎回健診で(妊娠後期等)通えるか心配もありましたが、まずは見学に行ってみようと夫と話をしお伺いしました。
 とても元気な武田先生や藤澤さんとお話をし、その際距離が少しあるのでそこが不安な旨を伝えたところ「ちょうどいい運動になるし問題ない!」とおっしゃっていただき、とても安心したのを覚えています。またここでなら自分が思う理想の出産が出来そうと思いました。その際いただいた武田助産院のパンフレットの武田先生のお言葉を読み、やはりここで出産したいとより強く思いここでの出産に決めました。
 私の場合、途中まで逆子で、とても冷え性のため、数々のアドバイスをいただきました。そして、お灸教室でお灸をすえていただいた直後の健診で逆子がなおっていました! その際武田先生も戸田さんも自分のことのように喜んで下さり、とてもうれしい気持ちになったのを覚えています。その他、些細な質問にもいつも的確なアドバイスを下さり、とてもポジティブに妊娠生活を過ごすことができました。

 武田助産院でお世話になったことで、何となく妊娠生活を過ごして、ただ出産を待とうという姿勢ではなく、自分か主体となり自ら健康な身体をつくり、出産に挑むという姿勢を築けました。また、私の場合車がなかったため毎回の健診の際は武田先生の旦那様が送迎をして下さいました。その際いろいろなお話ができ、とてもリラックスした時を過ごすことができました。
 分娩は予想をはるかに超える22時間となりました。なかなか赤ちゃんが降りて来ず、また破水もおこらず等で心が何度も折れかけましたが、武田先生、藤澤さんがずっと励まして下さったり、体をさすって下さいました。もう本当に無理かもしれないと思った後、あともう一度頑張ってみようと声かけして下さり、そうしたところ赤ちゃんの顔が見え、何度かいきむとなんと赤ちゃんが出て来てくれました! その際無事出産をできた喜びと、叫び続ける私に対して最後まで諦めずなんとか出産できるよう手を尽くして下さったお2人、また終始サポートしてくれた夫に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 出産後、右も左もお世話の仕方がわからない私にいろいろと教えて下さりありがとうございました。いろいろと教えて下さったおかげで自宅に戻った後もなんとか頑張っていけそうです!また毎食のご飯もとても美味しく、毎回とても楽しみでした。
 最後になりましたが、武田先生始め、いつも健診時優しく対応して下さった戸田さん、お灸をすえて下さった山下さん、分娩時長時間に渡り対応して下さった藤澤さん、また入院中に対応して下さった皆様、いつも送迎して下さった武田先生の旦那様、皆様のお陰で本当にここまで来れました。また助産師というお仕事に対して、改めて尊敬の念を抱きました。